感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かおりんご
33
漫画。児童養護施設が舞台。読んでいて心がいたくなります。虐待は連鎖すると大学の授業で学んだけれど、これを読むと当事者の気持ちが分かるというか、本当に辛い。子供たちの親をかばう気持ち、虐待された自分を責める気持ちが突き刺さります。どの子にも幸せになってほしいと思いながら下巻へ。2017/03/04
志
11
漫画なので、一気に読めました。暴力を振るう父親にも、我が子を守れない母親にも、嫌悪感でいっぱいで読みたくない気持ちと続きが気になってしまう気持ちが混ざって、さっと読んでしまいました。性虐待について多く扱っています。生々しいです。虐待を受けた子どもの傷の深さが伝わってきます。2014/12/06
ものくろ
4
これじゃないけど該当ないならこれかな? レンタ読み。 色々な虐待を受けた子どもが施設に入り、精神状態を元に戻るようになるまでを描いたもの。 しつけと虐待は違うもの。これは絶対忘れないで生きていかなきゃだと思う。2018/05/25
みなみ
4
被虐待児童をテーマにしている。性虐待の描写も多く、生々しい。自分の子どもを性的に虐待し、支配するというのがいかに異常で残酷なことか。子どもを虐待している親が子どもを自分のところに返せと執着するのが恐ろしい。児童虐待は依存症の一種であると読んだことがあるが、虐待される子どもがいなければ自分が保てないのだろうか…2016/06/17
こばまゆ
4
児童虐待の現状を知る、とても良い本だと思う。マンガだけど、深い病理まで、よく表している本だと思うので、児童虐待について知るのに、とてもお勧めです。性虐待や、母親と娘の関係、親のしつけという名の暴力についてなど、暴力が、こどもに与える影響について、再認識できる本だと思います。 また、養護施設の先生方や、周りの人達が、子どもと隣にいきていこうとする姿に希望を持てる** 自分も、子どもの隣で生きていきたいと、改めて、感じました。2013/01/20
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