内容説明
美しく、知的な上流階級の娘であるメレディスは、もうひとつの顔を持っていた。それは、謎の女性・レディMが組織するザ・ソサエティ(協会)の一員、スパイであるということ。国家を守るための任務を果たすなか、国に重要とされる絵画が盗まれるという事件が起こる。その犯人として疑いがかかったのは、メレディスの幼なじみであり、秘かな恋心を抱いていた、トリスタン・アーチャーだった。女として彼を信じたいという気持ちとスパイとしての正義感とのあいだで心が揺れ動く、ホットでスリリングな恋物語。「恋する女スパイ」シリーズ第1弾。
著者等紹介
ピーターセン,ジェンナ[ピーターセン,ジェンナ][Petersen,Jenna]
夫とともにアメリカ・イリノイ州在住。ヒストリカル・ロマンスを得意とし、官能的でサスペンスフルな作風が多くの読者の心をつかんでいる。また、ジェス・マイケルズというペンネームでも作品を発表。学生時代はワシントン大学で心理学を専攻していた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ちゃろ
4
⭐⭐⭐恋する女スパイシリーズ3部作の1作目。チャーリーズ・エンジェルを真似ただけあって、指令をだすのはチャーリーだし、女性3名の上流階級の未亡人を集めたスパイチーム。ヒストリカルものです。ヒロインがちょっと先走りすぎで、頑ななのであまり好きではなかった。ヒーローはヒロインが幼い時に思いを寄せていたトリスタン。そのトリスタンに国家反逆の疑いがかかりそれを調べるために近づく。H/Hともに相手に言えない秘密を抱えているので焦れったい!2014/10/22
める
0
社交界の花でありながら、裏では優秀な女スパイとして暗躍するヒロイン。彼女の次なる潜入対象は、かつての恩人であり初恋の相手でもある侯爵だった。女性の能力が公に認められにくかった時代に、人しれずこのような組織があったのかと想像してみると、心が躍ります。2012/07/16
terutyann
0
ほんと表紙とタイトルだけ見ているとヒストリカルだとは思えませんでした(*´ェ`*)。おもしろかった♪2010/09/27
MOMO
0
ヒストリカル版<チャーリーズ・エンジェル>です。チャーリーも出てくるし、007を意識してかレディMなんてのも出てきますし・・・。楽しく、さらっと読めるお話です。まぁ、トリスタン君は少々陰気ですが、メレディスちゃんのことを考えるだけで、妄想モードに突入し、周りすべてが見えなくなるような、愛すべき兄ちゃんですし、それぞれタイプの違う、しかし堅い友情で結ばれた女性三人が、各自得意分野で活躍してくれる様も楽しかったし・・。ところでさぁ、ぶんか社さん・・・この表紙、何とかならないの?真っ赤な爪にケバケバ化粧って・・2009/09/10
ナナ
0
☆☆☆☆2009/07/28