内容説明
テレビで活躍する料理研究家のレジーの元に、奇妙な手紙が届く。そこには、男性器を白黒コピーしたものも同封されていた。公開していない自宅の住所を知っているなんて、いったい何者なのだろうか。警察に相談してみたが、どうも頼りなく、レジーはボディガードを雇うことにした。そして当日、目の前に現れたのは、かつてハワイで一夜を共にしたゲイブだった。思いがけない再会に心がかき乱されたまま、彼女は数々の危険に襲われて…。シャノン・マッケナが大絶賛、息をつかせぬロマンティック・サスペンスの傑作をお届けします。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Ryo
2
出会った時既に一回ヤっちゃってる、という設定が少し面食らった。そこから話が始まるとかじゃないんだーと。でも話は面白かった。ヒーローの前の失敗と意外と意志が弱いとことかプロな割には早計過ぎる判断とか、ちょっとどーなの;ってとこもたくさんあったんだけど、一度犯した手痛い失敗や自分の気持ちはすごく相手にいってしまってるからこそ不安になって疑心暗鬼になっちゃうのとかはすごいよくわかる。でも結局ヒロイン一人で大怪我して撃退した後にヒーロー登場はちょっと…。せめてギリギリ間に合えよ!妹が一番美味しい位置にいて複雑;2011/01/27
terutyann
2
ヒロインを信じてくれないヒーローはいやだなあ。2009/07/31
まろ
1
自分を信用しない男とは、恋愛はできても結婚はしたくないなあ(笑)2014/08/15
akiyuki_1717
1
帯にとってもセクシーで最高!シャノンマッケナ大絶賛‼と書かれていたのに、読んでがっかりした。特にセクシーでもなく、サスペンスとしてもヒロイン自体がたいして怖がってもいないのに、サスペンスと言っていいのか疑問だ。二人の出会いもヒーローが二股に近かったわけだし、とんまなヒーローに危機感の薄くプロとしても意識が低いヒロインで、二人ともまるでそこらにいる一般市民だった。ヒロインの妹も最後まで責任感もなく、自分に恋人ができるまで姉を疎ましく思っているのに、出来過ぎた恋人をくっつける意味が理解できなかった。2013/09/21
francois
1
テンポ的には軽快でどんどん読めちゃいました。疑心暗鬼になって彼女を助けにいくのが遅くなってしまった彼。ストーカーを撃退したのが彼女自身ってところが本当にイマイチ。王子様は白馬にまたがってとらわれのお姫様を助けるのが常套なのに!! それ以外に関しては 納得できるかな。2011/05/28