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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
くさてる
26
世代的にばっちり純クレ世代で、その後もぼちぼち読んではいたものの……というレベルのファンでもちょっと懐かしさと面白さがたまらない内容でした。この描線、この細かさと読みやすさと楽しさ!さんざん謙遜されていますが、ずっと素晴らしいお仕事をされてきた方だと思います。良かった!2024/06/30
紅咲文庫
24
薄いグリーンの方眼紙模様が懐かしい。ぶ〜け、好きだった。りぼんから移行していつしか読まなくなっていたけど、そうか雑誌の変遷はこんなに激しかったんだなぁ。松苗あけみさんは単行本を見つけたら買う感じだったけど、フリーでいろんな雑誌に描くって大変だったんだな。終盤で好きなものを描くときの思い入れが書かれていてすごく伝わってくる。黒髪三つ編みのツヤとか薔薇とか。亡くなった吉野朔実さんのお通夜で薔薇の図鑑を託されたとか。これからも可愛い絵を見せてもらいたい。2024/02/20
ぐっち
19
人生いろいろ、バブルを乗り切る後半戦。いろいろ読み返したくなりました。2024/07/06
還暦院erk
12
蔵書。松苗さんの漫画は純クレシリーズ全部含め頑張って集めてきた。『カトレアな女たち』や『女たちの都』といった超熟女性シリーズも好き♡これらは、いくつになっても、顔面体型等がたとえどんなにたくましくてもアレでも、「乙女」心は健在で尊い!とわかる貴重な漫画群だ。原画展、行く機会を逃してしまって残念。どこかでまた開催して欲しい。本書は内輪ネタ多めだけど線のしなやかさが少々欠けちゃったけど松苗さんの人柄の良さと地味目のユーモアがそれらを補って余りある良い味だしててファンにはお勧めの一冊。続編プリーズ。2024/10/18
コリエル
9
バブル期に儲かったらこういう金の使い方をするんだ!って濫費っぷりが面白かった。部数もデカいしまだ良い時代だったんだよなあって。晩年は少し疎遠だったのかもだけど、吉野朔実さんとの思い出話も多くて良かった。2024/01/12