出版社内容情報
内容説明
辺境貴族の長男として充実した暮らしを送っていたアロー。ある日、大貴族サリヴァンの謀略により許嫁を奪われ、父を毒殺され、領地も簒奪され、さらに犯罪者の濡れ衣を着せられて超辺境へと左遷させられてしまう。怒りに震え、どうしようもない失意のどん底で絶望するアローだったが、追放された先の辺境で女神を名乗る少女アテナと運命の出会いを果たしたことで転機が訪れる。一方、悪徳貴族のサリヴァンも麗しき女神と出会うのだが…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こも 旧柏バカ一代
24
アンリミテッドて読めたので読んでみた。最初は鬱展開。その後に運命を変える女神が降臨するが、彼女達はは罰を受けて地上に降臨した存在だった。2024/05/04
史
5
まあ軽い。軽いファンタジー。追放ものや復讐もの、冒険ものっぽいけども、特に最初以外波乱がなく、ファンタジー日常的な。楽しい話だなとは思っている。なんとも。2023/12/18
トルネードG&T
2
副題に書いてある通りの作品なのですが、かなりまっすぐに副題に書いてある通りの作品です。イメージとしては昔話とか神話と同じぐらいのレベルでのまっすぐさですね。何ならこういう叙事詩かもしれないという気分もあります。ということで、地上の争いに敗れた人間の英雄が神に祝福されて地上実質新たな国を建国するみたいな話でした。国ではなくもとからある名目領地の開拓なのですが、まあよくわからないちっちゃい村をローマ市に育て上げますみたいなレベルの話ですね。神々の名前もギリシア系そのままなので、そういう気分で読める作品でした。2024/10/11