内容説明
少女まんがの黄金期を駆け抜けた著者の一代記!
目次
思い出の少女漫画
加速する表現力!
夢に向かってそろそろドタバタ?
降ってわいた大チャンス!?
アシスタント初挑戦!
漫画の最前線!
修羅場でうっかり!
楽しさとあせりと…
ついにデビュー!しかし!!
いい作品を描くには…?
新天地に挑むも…
レベルアップするぞ…!
どうなる単行本?
人気商売はつらいよ
悩んで悩んで出たネタは?
自分らしい作品を!
手ごたえと苦闘と…
新たな悩み!
公私ともに一大事!!
画きつづける日々
著者等紹介
松苗あけみ[マツナエアケミ]
1956年11月18日生まれ、東京都出身。代表作「純情クレイジーフルーツ」(集英社刊)で第12回講談社漫画賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
天の川
44
表紙からして懐かしい。松苗あけみさんの漫画家としてのあゆみ。お姉さんの友人が内田善美さんと知り合いで一条ゆかりさんのアシスタントの代役を頼まれるといったラッキーなスタートではあっても、創作することの大変さがヒシヒシと。一条さんの面倒見の良さにも感心しました。大好きだった『純情クレイジーフルーツ』、本棚の奥から引っ張り出そうか思案中。2024/07/11
はやしま
43
「純情クレージーフルーツ」大好きでした。『ぶ~け』読んでました。あの罫が入ったデザインのコミックス好きでした。出てくる名前が一条ゆかり先生、汐見朝子先生、弓月光先生、有吉京子先生、内田善美先生と綺羅星のごとく。針も効かないほど苦しみながら名作を生み出してくださった一条ゆかり先生に感謝。内田善美先生は孤高の作家さんを想像していたけど、とっても優しいお姉さん(美大生)で私生活がオシャレ。これは松苗先生から現在世間と没交渉と言われる内田善美先生へのラブレター本ではないかと思う。松苗先生、面白い一冊をありがとう。2020/06/16
たまきら
37
絵はよく見るけど、猫と自画像以外作品が思い出せない…それがこの作家さんの印象でした。のんびりしてて欲がなく、ミーハーで愛されキャラな感じのこの著者の明るい語り口は、ど根性物の漫画家さんエッセイとは雰囲気がちがってビックリしました。2023/03/05
くさてる
30
「ぶ~け」直撃世代で「純クレ」リアルタイム読者としては、頁をめくるごとにいろんな感情がこみあげてきてたまらなかった。才能がなかったとか何のとりえもない平凡な女の子とか自虐でおっしゃられてますが、とんでもない話ですよ……松苗先生のカラーイラストの美しさと代表作の面白さ楽しさといったら、当時のファンをどれだけ楽しませてくれたことか。「ぶ~け」や当時の人気漫画家さんの裏話も楽しくて、素晴らしい。読後、思わず、ありがとうございました!と言いたくなった一冊です。面白かった!2021/01/21
ぐっち
20
わー、松苗あけみさん、純クレ好きでした。松苗さんの目の中がドットなの懐かしい。このぶーけコミックス風の表紙もたまらないですね。マンガ好きの松苗さんがいろんな漫画家さんに出会いつつ、デビューする話。一条ゆかりさんがとにかくカッコいい。2024/07/06