内容説明
当時のアシスタントが、仕事場のウラ側や手塚先生との思い出、食事情を描いた回顧録!アシスタント同期たちによる座談会や当時の思い出の品も写真で特別収録!!
目次
夜食のシメの絶品茶漬け
徹夜明けのミックスサンド
なじみの店のやみつき中華丼
お別れのカレーライス
修羅場のはざまの冷やしたぬきそば
宝さがしのあとの巨大ホッケ
ゲルとぜいたくうなぎ弁当
励ましのクリスマスケーキ
仲間と食べたエビ天そば
そばまんじゅうとお父さん
OBの特権!?特上3段重ねうな重
レーズンバターと幸せの夜
記念日の黄金コンビ定食
決意の今川焼き
サバランへの誓い
著者等紹介
堀田あきお[ホッタアキオ]
1956年、北海道生まれ。『本当にあった笑える話』、『ごほうび食堂』(ともにぶんか社)での連載のほか、児童書の挿し絵やイラストなども多く手がけている
堀田かよ[ホッタカヨ]
1962年、群馬県生まれ。編集者を経て、漫画原作者となる。堀田あきお作品のほとんどの原作を手がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ニッポニア
60
そうな堀田あきおさん手塚治虫先生のアシスタントだったのか。誇るべき経歴だな。食卓、とタイトルにするほど頻繁に登場しないんだけど、印象的に取り上げられている。手塚治虫を近くで見た人だからこそ、描ける世界があって、これはしっかりと後世に伝えて欲しい題材です。関わった全ての人の努力や、工夫があって、今の日本漫画、アニメは確立したんでしょうね。そう考えると、大変貴重な記録であり、ユーモアも十分盛り込まれた、エッセイ漫画。2024/01/02
今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
12
食卓というから食べ物の話が多いのかと思ったら、手塚治虫先生のお人柄に触れるものがほとんどでした。アシスタント体験というのは漫画家を鍛え抜くのだなあ。せっかく鍛え抜かれた方々が、自身の漫画世界をどんどんと広げられていかれますように。2020/10/15
ムーミン2号
12
本書は、アシスタントとして入職した作者が食べ物を軸にして当時を懐かしく描くのがコンセプトのようだが、残念ながらそれは成功しているとは言えない。なんとなれば、どんな食べ物が出てこようが、そこで語られている手塚さんのエピソード以上にインパクトのあるものなどあり得ないからだ。マンガ家を目指す者にとって、<手塚治虫>という存在がどれほどの憧れであり、神のような存在であったかが如実に示されるので、「食卓」なんて印象は、ちょっと薄いかなぁ?2019/04/27
いくみ♪
11
絵が普通に今風で読みやすい!でもいきいきと手塚治虫先生がえがかれてる!ごはんとかも、裕福な高度成長期の感じが出ていい時代。2023/04/16
スプリント
10
手塚治虫のエピソードに隠れてしまっていますが アシスタントたちや編集者のエピソードも面白かったです。 アシスタントの後日談も書かれているのもよかったです。2019/06/22
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