内容説明
今も大切に残されている日本統治時代の史跡・建物をたずねて知られざる台湾を旅するコミックエッセイ!!決してメジャーではないけれど、日本人ならゼッタイいくべきおもかげスポット50!!ほかにも、東海岸鉄道の旅や温泉街探訪など、「知られざる台湾」のスポットが満載!
目次
台北・嘉義編
台南編
礁渓・宜蘭編
花蓮編
花蓮~台東 東海岸鉄道の旅編
台東・鹿野編
おまけ 台湾華語でいってみよう!主要地名・史跡名
著者等紹介
おがたちえ[オガタチエ]
1974年宮崎県生まれ。フレンチレストラン・編集事務所・葬儀社で働きながら漫画家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ミカママ
498
王道の台南や高雄をあえて外しての、台湾における日本(人)の痕跡をめぐる旅。イラストも可愛いし、改めて順風満帆とばかりもいえなかった日台の歴史に触れられている。台東や花蓮など未踏の地も魅力的。沖縄経由で台北入り、という手もあるじゃないか?というアイデアも浮かぶ。それまでには面倒な手続きが不要になってるといいな。2022/10/19
18_y_1977
12
観光では行かない台湾日本統治時代の痕跡を巡る旅。昔の建物がリノべされて保存されていたり、日本人が現地の人達に祀られているのは驚きだった。新天地を求めて生きた普通の人達の生活が垣間見れました。2019/07/07
ちはや
10
なんで料理やスイーツが写真でなく絵なのか。小一時間ほど説教したい気分です。景色や建物のカラー写真が載せられるのならそちらもできたんじゃないの?嘉義編は映画『KANO』を見てないと置いてかれた感じがします(^_^;) アジアって行ったこと無いけど台湾と香港、マカオ辺りには行ってみたいなぁ。2016/07/13
nizimasu
6
そして台湾のマンガルポも第二弾が出ていました。ついに「KANO」の舞台でもある嘉義にいったかと思えば日本からの移民が多数暮らしていて今も色濃く往時の姿を残している花連あたりも網羅していてますますマニアックな世界に突入。でもルートを観る限りあまり台北からも離れていないようなので少しじっくりと旅したくなる。さらに台東あたりだと少数民族の生活ぶりも垣間見えたりこれまた映画の「セデックバーレ」の世界だったり…。ウェイダーシェンの世界観が日本人のアイデンティティも呼び起こす現象は何とも不思議かつ興味深く読みました2015/11/29
Lazy Girl
5
ただの台湾の観光ガイドコミックではなく、日本統治時代の面影を辿りながら日本人と台湾人が一緒に暮らした歴史を巡る旅。そこには戦争という先の見えない中でも必死に暮らそうとしていた「普通の人」の姿が感じられました。有名な観光地だけではない台湾の魅力が分かる素敵な一冊でした。2017/04/11