内容説明
「地方自治体が地方分権を望むほんとうの理由とは?」「近接性の原理こそがまちづくりの基本。だからこその地域分権」「元気な知事が大阪を変える…橋下劇場開幕」ローカル市の首長が指南する地方自治体のまちづくりとは何か。あなたのまちの首長はどこまで考えているのか。政権交代が現実となった今こそ、住民として暮らしているまちを考えてみよう。
目次
第1章 地方分権への挑戦(お任せ民主主義からの脱却;地方分権時代に残された大都市問題;自分たちのまちは自分たちで)
第2章 泣き・笑い・怒りの橋下劇場開幕(第一回公演 知事の登場;第二回公演 教育改革;第三回公演 首長連合と新党・大阪;第四回公演 府庁移転をめぐる攻防)
第3章 大阪国際空港をめぐる顛末(どこへ行く大阪国際空港;官僚主義からの脱却;幻の航空保安大学校池田市域移転と審議官の指紋のついた図面;官僚VS政治家;歴史的感情論;理念なき航空政策の赤信号;大阪国際空港廃止論;ハブ空港は仁川に有)
第4章 首長の想うところ(税の支配権;政権交代後の地方分権;備忘録として―安藤百福さんの思い出)
著者等紹介
倉田薫[クラタカオル]
大阪府池田市長。昭和23年、大阪府池田市生まれ。関西大学法学部卒業後、池田市役所に就職。昭和50年、26歳で池田市議会議員に初当選。連続5期市議会議員を務め、市議会副議長、市議会議長を歴任。平成7年の統一地方選挙で「チェンジ」をキャッチフレーズに池田市長に初当選。以降大胆な行財政改革、地方分権に先駆けた地域分権などの施策を展開している。大阪府市長会会長、全国市長会副会長を務め、関西大学政策創造学部の客員教授でもある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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