朝日新書<br> 民主主義の危機―AI・戦争・災害・パンデミックー世界の知性が語る地球規模の未来予測

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朝日新書
民主主義の危機―AI・戦争・災害・パンデミックー世界の知性が語る地球規模の未来予測

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  • サイズ 新書判/ページ数 224p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784022952622
  • NDC分類 311.7
  • Cコード C0230

出版社内容情報

ウクライナ戦争や中東での衝突など世界は不透明度を増している。ポピュリズムのさらなる台頭、災害やパンデミックという不測の事態、AIの利用などをめぐって世界はどう変わっていくのか。かつてない民主主義の危機に今、世界で最も注目される知性の言葉からヒントを探る。聞き手・大野和基氏。【目次】Chapter1:第3次世界大戦への危機――ウクライナ戦争から見る民主主義/イアン・ブレマーChapter2:「寛容」が損なわれる世界――リベラリズムの危機/フランシス・フクヤマChapter3:衰退期に差し掛かるアメリカ――岐路に立つ民主主義の二面性/ニーアル・ファーガソンChapter4:「文明の衝突」は終わらない――歴史を進歩させるダイナミズム/ジョセフ・ナイChapter5:社会規範に根ざしたバランス感覚――国家権力と社会のあり方を浮き彫りにしたパンデミック/ダロン・アセモグルChapter6:日本人にイノベーションは起こせるか――“Think Bigger” 誰もが使える体系的アプローチ/シーナ・アイエンガーChapter7:民主主義の後退はなぜ起きているのか――自らの失敗を忘れたアメリカ/ジェイソン・ブレナン【著者紹介】■イアン・ブレマー;国際政治学者/「ユーラシア・グループ」社長。1969年、米マサチューセッツ州生まれ。94年、米スタンフォード大学で博士号取得。25歳で同大学フーヴァー研究所の最年少研究員。98年、世界の政治リスクを分析するシンクタンク「ユーラシア・グループ」設立。■フランシス・フクヤマ;国際政治学者/スタンフォード大学シニア・フェロー兼特別招聘教授。1952年生まれ。政治学者。アラン・ブルームやサミュエル・ハンチントンに師事。ベルリンの壁崩壊直前に発表された論文「歴史の終わり」で注目を浴びる。近著に『リベラリズムへの不満』(会田弘継訳)がある。■ニーアル・ファーガソン;歴史学者/スタンフォード大学フーヴァー研究所シニアフェロー。1964年、スコットランド生まれ。歴史学者、ジャーナリスト。専門は経済史・金融史。著書に『文明:西洋が覇権をとれた6つの真因』(仙名紀訳)、『劣化国家』(櫻井祐子訳)、『大惨事(カタストロフィ)の人類史』(柴田裕之訳)など。■ジョセフ・ナイ;国際政治学者/ハーバード大学特別功労名誉教授。1937年生まれ。元米国防次官補(国際安全保障担当)、ハーバード大学特別功労名誉教授(国際政治学)。著書に『ソフト・パワー:21世紀国際政治を制する見えざる力』(山岡洋一訳)、『アメリカの世紀は終わらない』(村井浩紀訳)など。■ダロン・アセモグル;経済学者/マサチューセッツ工科大学教授。1967年、トルコ生まれ。マサチューセッツ工科大学エリザベス&ジェイムズ・キリアン記念経済学教授。専門は政治経済学、経済発展、成長理論。著書に『国家はなぜ衰退するのか 上下』(ロビンソンとの共著、鬼澤忍訳)、近著にサイモン・ジョンソンとの共著『技術革新と不平等の1000年史 上下』(鬼澤忍・塩原通緒■シーナ・アイエンガー;コロンビア大学ビジネススクール教授。

内容説明

民主主義はなぜ後退しているのか?人類の叡智をもってすれば克服できると考えられていた諸問題は、グローバルに発生し続け、とらえどころのない不安と恐怖を拡大させている。人口爆発、食糧・エネルギー危機、格差による社会の分断は世界各地で広がっている。長期化するウクライナ戦争、中東での衝突に世界は手を打つことができない。独裁国家の台頭、民主主義の機能不全とポピュリズムによって危機が加速する中、連帯と信頼を取り戻すにはどうすればよいのか。民主主義と自由主義の今後を大予測。

目次

1 第3次世界大戦への危機―ウクライナ戦争から見る民主主義(イアン・ブレマー)
2 「寛容」が損なわれる世界―リベラリズムの危機(フランシス・フクヤマ)
3 衰退期に差し掛かるアメリカ―岐路に立つ民主主義の二面性(ニーアル・ファーガソン)
4 「文明の衝突」は終わらない―歴史を進歩させるダイナミズム(ジョセフ・ナイ)
5 社会規範に根ざしたバランス感覚―国家権力と社会のあり方を浮き彫りにしたパンデミック(ダロン・アセモグル)
6 日本人にイノベーションは起こせるか―“Think Bigger”―誰もが使える体系的アプローチ(シーナ・アイエンガー)
7 民主主義の後退はなぜ起きているのか―自らの失敗を忘れたアメリカ(ジェイソン・ブレナン)

著者等紹介

大野和基[オオノカズモト]
ジャーナリスト。1955年、兵庫県生まれ。大阪府立北野高校、東京外国語大学英米学科卒業。79~97年、米国滞在。コーネル大学で化学、ニューヨーク医科大学で基礎医学を学ぶ。帰国後も海外取材豊富。世界的な識者への取材を精力的に行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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trazom

98
世界の知性が何を語るかと期待して読んだが、全く心が躍らないのは読み手の側の問題だろうか。ロシアや中国などの国際情勢や、トランプ氏復活をめぐる米国の危機に関するコメントばかりで、民主主義の本質に迫る議論にならない。唯一、アセモグル博士が豊かさや繁栄の本質を問い、ブレナン博士がエピストクラシーを提言したことを除けば。これは聞き手の責任だと思う。「民主主義は最悪の政治形態。但し過去に試された他の全ての政治形態を除いて」というチャーチル氏の言葉を引用するような姿勢では「民主主義の危機」という議論になるはずがない。2024/04/17

Melody_Nelson

4
アメリカ大統領選が近づいていることもあり、トランプ体制を憂う知識人たち。さらにはプーチン、習近平と、権威主義大好きな人たちが大国のリーダーという現代の悲哀。ただ、そうした政治的な話の他に、ニーアル・ファーガソン氏が言及した大地の危機(地震とか火山とか)に興味を持った。確かに気候変動についてはグローバルに取りざたされているけれど、最近頻発している地震や火山噴火にももっと注意を払うべきだろう(日本などは払ってるけど)。あとは、ジョセフ・ナイ氏がいう「ソフトパワー」の重要性というにも納得。2024/04/05

白いカラス

3
私の周りでもロシアや中国の政治体制の方が良いのではないかという声が聞こえてくることがある。しかし、チャーチルが述べているように民主主義は最悪の政治形態であるかもしてないが過去に試された政治形態よりは良いと私も思う。確かに民主主義の後退が起きているかもしれないが、起きているかどうかは議論の余地があるのではないか?2024/03/27

S O

0
現代国際社会の問題を様々な面から複数の論客が論じる。 全体的には反プーチン、反中国、反トランプと常識的な議論という感じ。 最後のジェイソン・ブレナンの意見が面白かった。2024/04/03

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