内容説明
冷たい独房で真実を訴え続けた著者が語る事件のこと、家族のこと、この国の未来のこと。
目次
第1章 拘留
第2章 「人殺し」と呼ばれて
第3章 疑惑と真実
第4章 外務省
第5章 挫折、そして再起へ
終章 母への思いと約束
著者等紹介
鈴木宗男[スズキムネオ]
前衆議院議員(当選6回)。昭和23年1月北海道足寄町大誉地(およち)に生まれる。衆議院議員中川一郎の秘書としてスタートし、昭和58年12月衆議院議員選挙に初当選する。その後、国会議員として防衛政務次官(三期)、外務政務次官、衆議院沖縄・北方問題特別委員長、衆議院議院運営委員長、国務大臣北海道・沖縄開発庁長官、内閣官房副長官、自由民主党副幹事長、総務局長を歴任、外務省をめぐる疑惑騒動に巻き込まれ自由民主党を離党。平成14年6月、斡旋収賄の容疑で逮捕される。拘留中は起訴事実を全面否認し検察側の主張と対立したため、国会議員としては戦後最長の437日にわたって拘留されるが、平成15年8月29日、保釈
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感想・レビュー
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boya
1
道民なので一読。逮捕拘留時の執筆であり、構成の拙さもあってかなり言い訳めいて見えるが、かのキャラ強さと真摯さは十分つたわる。やはり外交のプロだなあという印象を強くした。引退後は、ぜひインテリジェンス本を書いてほしいものだ。(まだまだ現役か?)2013/07/07
DK
0
鈴木宗男さん見直しました。2010/05/24
へろへろ
0
鈴木宗男の履歴書と、政治理念と、宗男事件およびその周辺の出来事の釈明だから、「なるほどこういうことがあったのか」とわかればいい。 我ぼめ、自己陶酔、思い込み、でも政治家ってこういう気持ちで突っ走っていかないと、続けられないのかも。 勢いと熱さは感じられる。 正義と信じてるし、実際正義なんだろけどそれはある一面から見た場合であって、他の面から見る人もいるだろうし、だから「ほんとに鈴木宗男は正しいのか?」という疑問がわいてくるのだ。他の面を考えたら自己の信念に基づいて突っ走るなんて、できないんだろうけど。2020/06/26