内容説明
なぜ彼らはオウムに集ったのか?なぜ虫をも殺さぬはずの宗教が、未曾有の大犯罪に手を染めたのか?まったく宗教に興味がなかった著者が、どのようにオウムにハマったのか?6年の歳月を信者、幹部として教団に捧げた元ジャーナリストが見た麻原彰晃とオームの真実とは。
目次
第1章 寝耳に水の大騒動
第2章 宗教嫌いだった私が…
第3章 「出家」の決断
第4章 「サマナ」生活の現実
第5章 死ぬか、狂うか、悟るかの「極厳修行」
第6章 オウムに集った「普通の人」たち
第7章 「救世主」麻原の二つの顔
第8章 破滅への道
第9章 「薬物イニシエーション」の登場
第10章 教団が自滅する日
第11章 オウムはなぜ暴走したか
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
るりこ
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これは、貴重な体験談が書かれた本だと思うけど、あまり知名度が高くない。「オウムからの帰還」が村井を上司とした高橋英利によって書かれたものだが、この本は、上祐を上司として働いた経験がある人のものだ。上祐がかなり仕事ができる人間なんだなと感じた。『綿密な作戦会議を好む彼の話は論理的で、一つ一つ部品を組み立てながら全体を仕上げるような丁寧さがある。実際に行動する際には疑問点が生じる余地もなくスムーズにいく……(後略)』三女や四女本ではあまり良くないイメージを書かれてしまう彼だが、この一文を読んであこがれを抱いた2016/06/03
Akira Okuda
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オウム内部の様子を知るには面白い。ただ著者が元雑誌記者、オウムでも出版・広報に当たっていた割には文章・表現が単調。2013/01/05
春猫
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麻原彰晃もある程度信徒から、疑われたり利用されてたんだなと。 瞑想には効果があるらしい。まずは自宅にあるヨガ雑誌の記事読み直すかな。一人でやるの怖い((((;゚Д゚)))))))2012/04/12
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