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内容説明
世界最強テロ組織の裏をかいた男!!英国公安部の諜報部員として、テロ組織IRA(アイルランド共和軍)に潜入し、“二重スパイ”となった男、M・マガートランド。今もなお、IRAに狙われつづける彼が、「危険」のただなかで書き下ろした今世紀最後のスパイ・ノンフィクション。
目次
第1部 懐かしき思い出(幼少期の私;IRAへの複雑な想い ほか)
第2部 IRAとの訣別(英国政府のスパイとして;“二重スパイ”への決断)
第3部 潜入逆スパイの運命(IRA組織の内部へ;諜報活動の絶頂期 ほか)
第4部 永遠の孤独(四面楚歌の事態;絶体絶命の危機 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ともくん
3
北アイルランドの人々は、妄信的にIRAを称賛しているわけではない。IRAの懲罰部隊による無実の人への暴力が度々行われ、嫌気がさした少年は、タイミングよくスカウトされた英国公安部のスパイとなる。その後は上手にIRA内部に潜り込むが、常に公安部のスパイがバレることの不安を抱えながら過ごすこととなる。読んでいて、IRAへの微妙な感情と不安感がとても伝わってきます。2013/02/14
イクル
0
●小説じゃないとはいえ訳文が、目茶苦茶読みにくい。2011/02/22
GEL
0
図書館で借りて読了。万引きした商品を売ってるようなチンピラが、イギリスの公安部にスカウトされてエージェントになる、っていうノンフィクション。IRAのテロ屋さんに車貸したりしてたら、いつのまにやら偉い人に気に入られて出世していく様が結構おもしろかった。信頼できる人間をスカウトしなきゃならないから、テロ組織ではコネがすごい大事だっていうのは気づかなかったなあ。2011/01/12