内容説明
19歳の翔馬は、楽に稼げると開き、警備員のバイトを始める。しかし、配属先はなんと大学の守衛室!一緒に働く3人の過去を知り、翔馬の世界の見方は変わっていく。仕事とは何か、人生とは何か、生命のつながり…彼らが「生きざま」を通して教えてくれたのは、「未来の誰かの笑顔のために行動する」ということだった。未来に向けて、翔馬が決意したこととは―?
目次
新天地へ
ギンガムくんとゾウちゃん
輝ける場所
弁当は妄想の入り口
自分にしかできないこと
本当の優しさ、本当の強さ
魚との約束
いただいたもの
学び舎
未来の誰かの幸せのために
暁光
はじまり
著者等紹介
喜多川泰[キタガワヤスシ]
1970年生まれ。愛媛県出身。東京学芸大学卒。2005年『賢者の書』(ディスカヴァー)にて作家活動を開始(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
mariya926
107
「どんなことでもいいから、今やっていることを誰もやらないところまでやる。その超えた部分は、その人しかできないことになる」という言葉が響きました。お掃除とかは他の人がやらないところまで徹底的にするので認められるのですが、お仕事でももう少し挑戦してみます。2026/04/10
のり
67
19歳の「翔馬」は楽に稼げる仕事を探し、大学の守衛室に辿り着いた。長続きしない性格。しかし、人生の大先輩の三人と出会い、考え方が変わっていく。彼等の人生経験を踏まえた話は、忘れかけていた感情を呼び起こしてくれた。誰にも出来る仕事の先。世の繋がり。そして「いただきます」。自分もまた考え改めさせてもらった。師匠達ありがとう。2026/01/21
MI
64
自然に涙が溢れてくる。「いただきますは食事を作ってくれた人の時間という命もいただいている」ということばが印象的。植物や動物の命をいただいているだけではなく、作ってくれる人の時間をいただいているという感覚。この物語は大学の守衛という警備のお仕事物語だけでなく、社会とのつながり、人との出会いを感じさせてくれる作品。これから仕事に就く人にもご高齢な方にもそれぞれの目線で受け取ることができる。出会う人は偶然ではなく必然。未来の人のために役に立ちたいという想いに涙した。2026/08/08
Book Lover Mr.Garakuta
50
【小林書店】【速読】:面白かった。学びになる本の一冊で、万人の人に読んで欲しいと思いました。この本から学ぶ事は多いと思った2025/09/28
sayuri🍀
37
沁みた。主人公は『とにかく楽して、儲けて、人生楽しく生きること』がモットーの19歳の成瀬翔馬。楽に稼げると聞き選んだ仕事は警備員のアルバイト。配属先である大学の守衛室で三人の男性と二人の大学生と出逢った事で翔馬に化学変化が訪れる。最初はなんて嫌な奴なんだと思っていた翔馬が少しずつ変わっていく様子が嬉しくて、どんどん彼の事を好きになっていった。年齢を重ね老害と呼ばれる高齢者の話を頻繁に見聞きするが、本作に登場する男性達の生き様はとても素敵。『いただきます』に込められた想いに胸がジンとした。心が浄化する一冊。2025/11/09




