内容説明
本書はLD教育の基本的視点と、実践的な方法論を示すものである。LD教育の歴史、概念、医学的視点、教育システム。実態把握をもとに行われる専門的判断作業における具体的な方法論。指導原理と、判断作業において収集された情報を実際の指導に結びつけるための「個別指導計画」の立案の方法と、留意点。実際のケースの指導実践例。これらについて解説する指導書である。
目次
第1部 LDの判断から指導にむけて(LD教育の歴史と動向;LDの概念・定義;学校におけるLDへの気づきと判断 ほか)
第2部 実態把握の具体的方法(心理アセスメント;学力アセスメント;行動アセスメント ほか)
第3部 指導への展開:理論編(LD教育における指導原理;通常学級での配慮の視点;個別指導計画)
第4部 指導への展開:実践編(個別指導計画に基づく指導の実際;通常学級での配慮の実際)
著者等紹介
上野一彦[ウエノカズヒコ]
1967年3月東京大学教育学部教育心理学科卒業。1973年3月東京大学大学院教育学研究科博士課程修了。現在、東京学芸大学教授・副学長
牟田悦子[ムタエツコ]
1972年3月東京女子大学文理学部心理学科卒業。1978年3月東京大学大学院教育学研究科博士課程修了。現在、成蹊大学教授
小貫悟[コヌキサトル]
1991年3月早稲田大学人間科学部人間基礎科学科卒業。1999年3月東京学芸大学大学院連合学校教育学研究科博士課程修了。博士(教育学)取得。現在、東京YMCA LD支援クラス主任講師。臨床心理士
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