内容説明
このままでは危ない!子どものからだの危機。「体力」の低下は、特に幼児や小学生といった子どもたちに顕著に表れてきている。また、「体力」の低下以外にも、子どもたちのからだにはいろいろな異変がおこっている。子どものからだの危機的状況と原因に鋭く斬りこみ、家庭でできる「からだづくり」の数々を提示。
目次
第1章 どうなっている?子どものからだ(止まらない!子どもの体力低下;驚くべき子どものケガの実態!;動くのが、めんどうくさい?;「疲れた」が子どもの口ぐせとは!!;子どもをおそう生活習慣病と肥満;アレルギー・体温異常は、体内からの警告?)
第2章 子どものからだの危機その原因は?(消えた外遊び;孤食・欠食・個食・固食の時代;夜ふかし・メディア漬けが睡眠を奪う;豊かで快適な生活の代償)
第3章 始めよう元気になる10ヵ条(楽しく遊ぼう―遊び方紹介;ちょっとの工夫で、食生活改善;メディアとうまくつきあう方法;家族は楽しい!)
著者等紹介
中村和彦[ナカムラカズヒコ]
1960年山梨県生まれ。山梨大学教育学部卒業。筑波大学大学院体育研究科修了。筑波大学体育センター準研究員、山梨大学教育学部助手を経て、現在山梨大学教育人間科学部助教授。他に、文部科学省子どもの体力向上実践協議会ワーキング委員、日本体育協会ジュニアスポーツ指導員資格策定委員長、日本オリンピック委員会大学スポーツプロジェクトサブチーフ、NHK教育テレビ番組「からだであそぼ」監修など。専門は発育発達学、運動発達学、健康教育学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。