- ホーム
- > 和書
- > 児童
- > 読み物
- > 民話・神話・古典読み物
内容説明
南の国和歌山でも山おくへ入ってくと雪深くなります。オオカミの遠ぼえのする山里のてんぐの話、大入道の話、カッパの話など、和歌山の各地で土のにおいと海のにおいの中で人々に語りつがれてきたお話です。本書の中に出てくるお話は、みなさんのおとうさんやおかあさんが聞いたお話ばかりです。むかしから語りついできた、たから物のようなお話ばかりです。むかしの人たちが残してくれたたから物をだいじにして、みなさんが大きくなった時に、みなさんの子どもに伝えてほしいと思うのです。そんな願いをこめて、本書を書きました。
目次
化かされた話・化けた話(絶世おしょうとタヌキ;平石ダヌキ ほか)
動物の話(オオカミの話;カッパの話 ほか)
ふしぎな話(黒松の観音さま;井戸の上の惣七ばなし ほか)
こわい話・かわいそうな話(ばけものたいじ;泣き村 ほか)
いわれ話(もちと山んば;おいつぼ ほか)
めでたしめでたしの話(徳さん夢みて角さんもうけた;山イモ長者 ほか)
笑い話・とんち話(だんごだんごひょっとこもち;フッタッタ ほか)
-
- 和書
- パーティ 角川文庫