内容説明
本書は、社会科授業づくりの基礎・基本をおさえた「授業」と「評価」が一体となった新しい授業実践提案の書である。本書には、大きな特色が三つある。(1)主な学習活動のねらいに即した評価の観点と方法を位置づけた単元(小単元)の指導計画とそれに基づく授業の進め方のポイントがセットで示されている。(2)主な観点の評価の状況例と個に応じた指導・支援の具体例が示されている。(3)即、授業で活用できる学習シートとそれを活用した子どもの見取りの視点と具体的な指導例が解説されている。
目次
1章 社会科の授業と評価 理論編(これからの社会科の指導と評価の課題;第5学年社会科の指導のポイント)
2章 第5学年の授業と評価 実践例(米づくりのさかんな地域;水産業のさかんな地域;自動車工業のようす;放送局のはたらき;あたたかい土地と寒い土地;森林を守る)
著者等紹介
松田博康[マツダヒロヤス]
1947年埼玉県生まれ。東京学芸大学卒業。東京都の公立小学校の教員、教頭、校長を経て、現在、中央区立日本橋小学校長。全国小学校社会科研究協議会副会長。「新しい社会科の授業と評価を考える会」代表。確かな教育理念と豊富な教育実践に基づき、学校経営、社会科教育を中心に著書多数
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