出版社内容情報
現役法務と顧問弁護士それぞれの立場から、契約準備→契約交渉→トラブル発生→解決まで時系列に沿って整理した契約実務の手引きです現役法務と顧問弁護士それぞれの立場から、契約準備→契約交渉→トラブル発生→解決まで時系列に沿って整理した「企業法務のための契約実務の教科書」です。
相談メモ・法律意見書・メモランダム・メールでの回答のサンプル、各種契約書(売買契約/金銭消費貸借契約/不動産賃貸借・売買契約/ソフトウェア開発委託契約/労働契約)サンプル、秘密保持契約書、基本合意書、覚書、チェックリストのほか、通常はあまりに表に出てこない現役インハウスローヤーならではのコラムも充実しています(テーマ:契約書と覚書との違い、弁護士のランキング、値切り交渉のテクニック、リーガルオピニオンの費用、雛形と契約書のクオリティ、債権法改正と各種契約など)。
本書の著者(長?佑志/長?威志)はいずれもいわゆる4大法律事務所での執務経験をもち、片や独立して大小多くの企業を支援し、片や現役のインハウスローヤーとして東証1部上場企業を中心とした企業法務を担当しています。企業法務と社内外でリアルにつながっている二人でしか書けない内容が満載の1冊です。
Part1 はじめに
Chapter1 企業法務と弁護士の役割
企業活動と法的リスクマネジメント/外部弁護士の必要性/外部弁護士の効率的利用/外部弁護士・法律事務所に関する基礎知識/法務担当者と外部弁護士の役割/企業法務における契約書の重要性/本書の視点
Part2 契約準備段階までの対応(戦略法務)
Chapter2 契約準備段階における留意点
総論―法的リスクの峻別/法務担当者の役割/弁護士の役割/各論 各契約類型の留意点
Part3 契約交渉開始後から契約締結までの対応(予防法務)
Chapter3 契約交渉開始後における留意点
総論/法務担当者の役割/弁護士の役割/各論 各契約類型の留意点
Chapter4 契約ドラフティング段階における留意点
総論/法務担当者の役割/弁護士の役割/各論 各契約類型の留意点
Chapter5 契約の履行段階における留意点
総論/法務担当者の役割/弁護士の役割/各論 各契約類型の留意点
Part4 紛争発生後の対応(臨床法務)
Chapter6 紛争発生の予兆
総論/法務担当者の役割/弁護士の役割/各論 各契約類型の留意点
Chapter7 紛争の解決方法
総論/法務担当者の役割/弁護士の役割/各論 各契約類型の留意点
Chapter8 強制執行・担保権の実行
総論/法務担当者の役割/弁護士の役割/各論 各契約類型の留意点
長? 佑志[ナガセユウシ]
著・文・その他
長? 威志[ナガセタケシ]
著・文・その他
内容説明
企業法務のリアルを知り尽くしたプロによるビジネスパーソンのための「契約の教科書」。ビジネスを有利に進める契約書“戦略と実践”の決定版。
目次
1 はじめに(企業法務と弁護士の役割)
2 契約準備段階までの対応(戦略法務)(契約準備段階における留意点)
3 契約交渉開始後から契約締結までの対応(予防法務)(契約交渉開始後における留意点;契約ドラフティング段階における留意点;契約の履行段階における留意点)
4 紛争発生後の対応(臨床法務)(紛争発生の予兆;紛争の解決方法;強制執行・担保権の実行)
著者等紹介
長瀬佑志[ナガセユウシ]
弁護士(61期)、弁護士法人長瀬総合法律事務所代表。2006年東京大学法学部卒。2006年司法試験合格。2008年西村あさひ法律事務所入所。2009年水戸翔合同法律事務所入所。2014年長瀬総合法律事務所設立。中小企業を中心に多数の顧問に就任し、会社法関係、法人設立、労働問題、債権回収等、企業法務案件を多数経験している
長瀬威志[ナガセタケシ]
弁護士(62期)、ニューヨーク州弁護士。2005年東京大学法学部卒。2007年司法試験合格。2009年アンダーソン・毛利・友常法律事務所入所。2013年金融庁総務企画局企業開示課出向。2014年米国University of Pennsylvania Law School留学(LL.M.,Wharton Business and Law Certificate)。国内外の大企業の案件に係る契約書作成等の企業法務全般を始め、ファイナンス、レギュラトリー、各国競争法、M&A、危機管理・不祥事対応、知的財産案件等を多数経験している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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