目次
第1章 論語は人間ドラマ
第2章 孔子とその弟子たち
第3章 日々これ学習
第4章 「仁」を備えた人になるべし
第5章 「君子」は人類の理想像
第6章 真のリーダーになる
第7章 心豊かに生きるには
第8章 心に響く名言
著者等紹介
安岡定子[ヤスオカサダコ]
1960年生まれ。二松学舎大学文学部中国文学科卒業。東京都文京区で開催している「文の京こども論語塾」、宮城県塩釜市で開催している「一森山こども論語塾」、東京都中央区で開催している「素心・不器会こども論語塾」等で講師をつとめる
田部井文雄[タベイフミオ]
1929年生まれ。東京教育大学大学院修士課程修了。都留文科大学教授、千葉大学教授を経て、現在、湯島聖堂斯文会常務理事。若い頃から「大漢和辞典」をはじめとする漢和辞典・高校教科書などの編集に携わり、NHKラジオ・テレビの放送なども担当した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Tadashi_N
13
論語に色々な人が登場しているとわかった。2015/10/02
しゃばばんぬ
3
「論語は弟子との対話の形式で説かれた君子論」「対話の端々からは孔子と弟子の人格までもが読み取れる」絵入りで、簡潔な説明が超わかりやすかった。漢字わずか5,6字で人間の本質をずばりとつき、現在に至るまで長く残されている名句が有るということは改めて素晴らしいと思うし、その内容に敬服する。2016/12/05
葉
1
孔子は15にして学に志すとして、ユーモラスで人間味豊かであったらしい。孔子は713年に生涯を終え、恵まれてはいなかったが、論語の中に為政者の北極星や温故知新・巧言令色などの言葉を生み出している。論語は好きなところから拾い読みすることが良いとして、素読のすすめを促している。孔子が最も愛した顔淵や、孔子に似た風貌の有若、やくばな兄が悩みの種の司馬牛などは全く聞いたことがなかった。修子治人を目指すべきとして、国を在り方などが書かれている。2016/07/25
銀獅子王の憂鬱
1
絵で見たからといって簡単にわかるわけではないというのが理解できた。。。。論語は素読がいいのですね。これからも勉強し続けます。。。。2011/02/25
こぴり
0
斎藤先生の「会話力」で紹介されていた「論語」。入門のつもりでこちらを読んでみた。 文章の内容とイラストに違和感を感じる部分はあるものの、とっつきやすく、気軽に論語の全体像を知ることができた点は良かった。 学生時代に習った記憶のある漢文もちらほら。 全体に一貫しているのは「人として正しく」生きていくべしということかなぁ。 当たり前のようで、難しい。2020/07/16