内容説明
図表や事例を多用し、流通業界のシステムに初めて携わるSEやシステム営業担当にも、わかりやすく解説する。IT武装型の小売業であるコンビニエンスストア、大量販売方式を確立した総合スーパー、いまだブランド力が健在の百貨店、中抜きで生き残りが厳しい卸売業、サプライチェーンマネジメントで重要な役割を担う物流業と、流通業界を幅広く取り上げる。
目次
第1章 流通を知る(流通とは;流通を取り巻く環境;流通情報システム)
第2章 流通の戦略(コンビニエンスストア;チェーンストア;百貨店;卸売業;物流業)
第3章 流通の業務とシステム(コンビニエンスストア;チェーンストア;百貨店;卸売業;物流業)
第4章 流通システムのトラブル事例(システムトラブル事例;個人情報流出トラブル事例)
第5章 流通向けITソリューション(RFID(ICタグ)
電子マネー
SCM
データベースマーケティング
FSP
GIS
Eマーケットプレイス
ネットビジネス
GDS)
著者等紹介
克元亮[カツモトリョウ]
ITコンサルタント。AllAboutガイド。資格は、システムアナリスト、システム監査技術者、プロジェクトマネージャ、CISA、PMP、他。日本システムアナリスト協会会員、日本システム監査人協会会員、ISACA会員、PMI会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ミ酉
0
書店で見つけて買ったあとに10年前の本だと気づいた。スマフォもはやる前だし、内容が古いのは否めない。ただ、各業態の基礎知識を体系的に読めたのはよかった。百貨店とか物流とかは知らないことも多かった。2015/05/31
チェルノ
0
ある業態(コンビニ、チェーンストア、百貨店、卸売業、物流業)の流通についての知識が必要になったら改めて読むべき本。 流通とは、生産者から消費者にわたるまでの財やサービスの流れ、その流れに関わる諸活動そのものを示す。 つまり、経済社会におけるインフラであり、業態によって浮き沈みはあるものの、欠かせない存在といえる。2012/10/25
kozawa
0
書名の通り基礎知識。広く薄く丁寧に、IT動向よりに。もう、ちょっと古くなっちゃってるかもだけど、まだ使えるかな。2009/07/23