内容説明
マテリアル・マネジメント改革の基本技術。サプライチェーン問題を解決する手がかりがここにある。
目次
第1章 製品設計のためのBOM
第2章 工程設計のためのBOM
第3章 計画とスケジュールのためのBOM
第4章 購買のためのBOM
第5章 在庫管理のためのBOM
第6章 製造のためのBOM
第7章 物流のためのBOM
第8章 販売のためのBOM
第9章 アフターサービスのためのBOM
第10章 設備保全のためのBOM
第11章 原価管理のためのBOM
第12章 BOMのための情報技術
著者等紹介
佐藤知一[サトウトモイチ]
システム・アナリスト。日揮株式会社勤務。1985‐86、米国東西センター客員研究員。国内・海外の生産計画・スケジューリング・ERP・MES・電子調達システムの構築に従事。中小企業診断士。情報処理技術者(プロジェクトマネージャ)。経営工学会会員
山崎誠[ヤマザキマコト]
システム・コンサルタント。日揮株式会社勤務。国内外のERP、EAM(CMMS)等のパッケージソフトウェアを使った基幹システム構築プロジェクトに従事。販売/購買物流、財務会計、プラントメンテナンス分野を中心に、業務分析、BPR提案、システム構築プラン策定、システム基本設計等を担当
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
tokkun1002
10
2004年。BOM簡単に言うと部品表。とは言え品番とそれ自体の情報、他の品番との関係で構成されている。上手く使えば効率的だが使いこなせなければ足かせになる。どうシステムを組むかが経営手腕の見せ所。2016/12/28
Iron Patriot
1
質問、回答、解説の流れで、部品表のあり方を展開するストーリー。 挟まれるコラムも、自動車会社や半導体製造装置の会社などのBOMついてで、興味深い。 入門という位置づけなので込み入った内容ではないが、BOMはマスターとトランザクションが必要など、教科書本には書かれていないようなことを知ることができる。 購買BOMの受注生産の内容は、現在の多品種少量(変量)時代においては、最も重視される項目であろう。(掛け算でなく足し算)2017/09/17
houraiken
0
製造業の業務ついて少し理解を深めた後、またこの本を読むと非常に実務的で役に立つことがたくさん書かれていることがわかるようになりました。 バリューチェーンの流れに沿って書かれているので、BOMを中心に各部門の業務を具体的に理解するのにも役立ちます。リサイクルについても記載があったのも近年の流れから非常に有用です。2020/03/29
houraiken
0
BOMを考える上であんな点もこんな点も気をつけてくださいね、というのがたくさん載っている本。部署や事業に合わせて、また該当する部分を読むことにします。2019/08/17