内容説明
人も組織も、生き生きと蘇る新しい経営のスタンダード。
目次
PROLOGUE 企業を襲うモチベーションクライシス
1 米国流経営の破綻
2 モチベーションの正体
3 モチベーションエンジニアリング
4 組織のモチベーションマーケティング―4eyes=フォーアイズ
5 個人のモチベーションマーケティング―モチベーションポートフォリオ
6 企業組織のモードとモチベーション症例
7 企業組織のモードチェンジ
8 モードチェンジ3つのケーススタディ
EPILOGUE コーポレートガバナンス・ネクスト
著者等紹介
小笹芳央[オザサヨシヒサ]
1961年大阪府出身。早稲田大学政治経済学部卒業。1986年(株)リクルート入社。本社人事部人材開発課長、組織人事コンサルティング室長、ワークス研究所主幹研究員を経て、2000年(株)リンクアンドモチベーション設立。代表取締役社長就任。HRM分野における気鋭のコンサルタントとして注目を集め、セミナーや講演多数。「人材流動化時代の人事戦略」、「次世代リーダーの要件」、「モチベーションマネジメント」、「これからのキャリアデザイン」などの時流を捉えた内容が人気を博している
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
摩周
1
報酬の魅力×獲得可能性=モチベーションの大きさ。これまで報酬=金や地位という人が多かったが企業は以前のように存分に与えることを約束できなくなった。では原資はないのか?そうではない。人間関係、成長、スキル、所属感、力の発揮、安定、休み、出会いなど報酬は変化している。つまり、企業からの拘束を離れたところにモチベがあるのが今。問題は人ではなく間に発生する。その問題の現れ方と解決法をポートフォリオで分類。組織コーチングの考えに近い内容。理念共感、事業意義、やりがい、志向一致、一緒に働きたい、環境、待遇など様々有。2014/01/16
kuma-kichi
0
社会の閉塞感をモチベーションの観点からとらえた本。とてもためになるが、途中で息切れしてしまう。2017/03/29
うめ
0
モチベーションを切り口にした組織変革に関する本。 時系列に落とし込んだときの組織の変遷、個人の特性と志向に合わせた組織作りなど読んでいて勉強になるところ満載でした。 モチベーションの大切さは分かっているけど、どのようにモチベーションを上げていくのかが分からない人は読んでみるといいと思います。2015/03/20
天野 裕介
0
読みたいと思っていたところ、古本屋で出会う。モチベーションクリエイターという概念は、管理職に求められる人物像だと思った。飲食店の事例は仕事柄、参考になりました。満足、満足。2013/03/13
bum
0
破壊↔創造の繰り返しであり、繰り返すことが成長に繋がる。根底にあるモチベーションを変革することで、その先にある成果を変革させることができる。2021/03/13