出版社内容情報
人生100 年時代、エンジニアは手に職を持っているので、生涯現役を貫くには有利な立場にあります。しかし、それが再雇用制度になるのか、他社に転職するのか、または独立するのかについては悩みの種です。50代にさしかかった技術者が、エンジニア人生をどのようにフェードアウトさせながら、身につけている技術を活用して仕事の楽しみを持続させ、社会のためになっていくか、その準備をどうしていくかについて、ともに考えます。
内容説明
シニアエンジニア、自分らしい仕事の流儀。人に値札が付いているのではない、「仕事」に値札が付いているのだ。定年後の働き方は成果主義と裁量労働制が主流。成功のカギは「プロ意識」。
目次
はじめに 定年延長・再就職・フリーランス・起業 セカンドキャリアに踏み出すあなたの選択は
序章 定年前に考えておきたいお金の問題
第1章 定年前5年間の過ごし方(仕事編)
第2章 定年前5年間の過ごし方(プライベート編)
第3章 働き方を再設計する
第4章 会社の去り方、定年後の付き合い方
第5章 やりがいのある新しい仕事の選び方
第6章 仕事時間と余暇時間の考え方
おわりに 生涯、エンジニアは設計を続けよう
著者等紹介
小松俊明[コマツトシアキ]
国立大学法人東京海洋大学グローバル教育研究推進機構教授。昭和42年、東京生まれ。総合商社、外資コンサルティング会社を経て大学教育の現場へ転身。グローバル教育、産学連携、高大連携、知日派育成などをテーマに活動する。グローバル人材育成の実践では海外探検隊プログラムを開発し、アジアや欧州に構築した産学連携ネットワークに学生を海外派遣している。全国の高等学校を訪問し、グローバル教育実践の支援に注力している。ソフトバンクの通信制大学であるサイバー大学客員教授を兼任し、キャリアデザインやセルフマネジメントの講義を担当する。日本グローバル教育学会会員。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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