キャリア・ウェルネス―「成功者を目指す」から「健やかに働き続ける」への転換

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キャリア・ウェルネス―「成功者を目指す」から「健やかに働き続ける」への転換

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  • サイズ A5判/ページ数 294p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784820729563
  • NDC分類 366.29
  • Cコード C2034

出版社内容情報

右肩上がりの経済のもと、会社に忠誠を尽くしてハードワークをし、物質的に裕福になるという画一的パターンの「成功(者)」を目指すのではなく、「100歳まで生きてしまうかもしれない人生」において、一人ひとりが自分らしく健やかに働き続けられることを目指す、「キャリア・ウェルネス」という仕事観、働き方の哲学を紹介する。

内容説明

「100年生きてしまうかもしれない時代」の私たちが持つべきキャリア観・仕事観とは。経営者、HR(人事部門)担当者、管理職者、キャリアコンサルタント、そして健やかに働き続けたいすべてのビジネスパーソンに向けた本質的論考&スライド講義。

目次

プロローグ
第1章 「健やかに働く」ということ
第2章 労働観の変遷
第3章 研修の現場から
第4章 仕事・キャリア・人をとらえる新しい観点
エピローグ

著者等紹介

村山昇[ムラヤマノボル]
キャリア・ポートレートコンサルティング代表。組織・人事コンサルタント。概念工作家。企業の従業員・公務員を対象に、「プロフェッショナルシップ(一個のプロとしての基盤意識)醸成」研修はじめ、キャリア開発研修、「コンセプチュアル思考」研修、管理職研修などの教育プログラムを開発・実施している。哲学の要素を盛り込んだ内省ワークや直観的に本質をつかむ図表現、レゴブロックを用いたキャリアのシミュレーションゲームなど、独自の手法で企業内研修の分野で幅広く支持を受けている1986年慶應義塾大学・経済学部卒業。プラス、日経BP社、ベネッセコーポレーション、NTTデータを経て、03年独立。94-95年イリノイ工科大学大学院「Institute of Design」(米・シカゴ)研究員、07年一橋大学大学院・商学研究科にて経営学修士(MBA)取得

ぷーたく[プータク]
福岡県生まれ。Q.design所属のデザイナー兼イラストレーター。ブックデザインとイラストを中心に活動。柔らかい線とシンプルな構図が特徴で、装丁や挿絵などで活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ねお

21
とても心に沁み入る内容だった。年代問わず、働いている人全てに届けたい研修。働くことを考えることは、生きることを考えることであり、いかに内省を深め、自らの律を持って内発的に自分の人生を耕していけるかを追求することでもある。終身雇用の長時間労働が生きがいに感じる人と趣味に全振りして給料だけもらえれば社会貢献には無関心な人の対比をどう見るか、生産性を上げ、効率を目指すゲーム的仕事観とプロフェッショナルとして道を究める仕事観や作品(アート)を生み出す創造性と生産性の違い等、ちまたにあふれる仕事論を止揚する本。2022/08/25

shoko

18
昭和の就労観(右肩上がりの経済・安定雇用を背景とした24時間働けますか?)と、平成・令和の就労観(停滞する経済・上がらない報酬を背景としたWLB重視への転換・仕事へのコミット低下)、両者を止揚したところに「健やかなキャリア」がある、というのが本書の主張の骨子。それを支える形で、労働観の変遷と、20代〜50代の各年代別研修内容が続く。本書では、「なぜ働くのか」にしっかり向き合い、哲学を持つことで、キャリアに自律的に向き合えるようになるということを説いている。モヤモヤの解像度が一段上がってよかった。2022/03/06

めかぶこんぶ

13
スライド形式の挿絵もあり、読みやすい。働く意味(理由)を追求することから逃げてはいけないと改めて感じた。 印象に残った内容:「怠惰な多忙」に陥っていないか。忙しさを言い訳にしていないか。目標数値に溢れるが、目的・意味が語られない職場になっていないか。健やかな仕事/キャリアは「1. 適度な負荷がある 2. 適度な動きがある 3. 意味のもとにある」。キャリア=どんなスキルを獲得していきたいか?ではなく、本来的には「自分のスキルを何に活かしていきたいのか」という方向があるべき。2023/07/19

KUMAPON

8
人生100年時代のキャリアのありかたとして「成功者を目指す」から「健やかに働き続ける」への転換を掲げる本書。とても納得感がある一方で、少し前に『ドーナツ経済』を読んだときと同じような無力感も感じた。本気で持続可能な世界を作るには「右肩上がりの経済」を諦めるしかない。同様に、本気でキャリア・ウェルネスを実現するには会社が「右肩上がりの業績」を諦めるしかない。現場にできることからコツコツと、とは思うものの、毎年毎年前年度の業績を上回る目標値を課される現実を思うと遠い目になるな…(今まさに来年度予算策定中…)。2023/08/20

Fumi

7
働くことはどういうことか深掘りした本。強いて言うなら、電子書籍で買ってしまったので、ワークを後から戻ってやることが難しかった。「働く」に関して、スキルなど枝葉の話というより、もっと大元の話で、人々が主体性を持って働くためにはどうしたらいいか書いてある。よく考えてみれば社会人人生長いわけで、承認や昇格だけをモチベーションに働くなんて息がもたない。自分の夢中や好きや得意をもっと日々の行動の中から常に見つけ、アップデートしていきたい。「学びとしての仕事」は大いに納得。仕事を通して学びを深め、新陳代謝をあげる!2022/09/10

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