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出版社内容情報
本書「はじめに」より抜粋
良いコーチングとは、次のように、正しい答えが見つからない、曖昧な状況に身を預けることを認識していて、受け止め、必要に応じて適切な判断を下すことを意味します。
・ 人に対する好奇心を持ちながら、その好奇心が自分に向かっているのか、クライアントに眼差しを向けているのか常に見極める。
・ 人の心を理解する優れた直感力を、時には適宜調整しながら相手と向き合う。
・ 場合によっては、アドバイスを行いたくても控え、その一方でここぞというときにアドバイスする判断力がある。
・ コーチは自分を押し付けないと同時に、クライアントに最大の意識を向けて、その人のための真の存在でいる。
・ 人に興味を持ちながら、自分が好かれたいという欲求を自制する。なぜなら軸をぶらさず、妥協せずに相手に向き合わなくてはならないから。
・ コーチングは真剣なやり取りだが、コーチング・ルームからは、時には騒々しいほどの笑い声も聞こえる。
本書では、コーチング・テクニックについて解説していきますが、最高のコーチングとは実はテクニックを超越するものです。それは、シームレスな対話ともいえるほどに自然体です。この状況を本のなかで理解するには、実例を示すのが最善だと思い、本書にもいくつかケーススタディを紹介しています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Hiroo Shimoda
5
ボリューミーだが勉強になった。基本まずクライアントがコーチングを受けたいと望むことが第一。2022/11/10
難波猛
3
#読書 ◆コーチング=相手の学びや成長を促しパフォーマンスを高める、行動変容 ◆姿勢=他者の能力開発支援を心から願う、人への好奇心、成長を阻害しない自己規律 ◆自己責任能力を持っていると信じる ◆選択には理由と結果がある、他人の責任まで負わない ◆コーチ自身の偏見やバイアスに気付く ◆ジレンマや困難の克服に向け異議は率直に指摘 ◆脅威のSCARFモデル=地位、確実性、自律性、関係性、公平性 ◆質問まがいのアドバイスをしない ◆なぜ?は防衛反応を起こす、何を? ◆最高の質問は問題の本質を捉え挑戦意欲を刺激2025/02/16
穂垂ユキ
2
評価 : 4 コーチングの本。抽象度が高かったりコーチングの専門家向けに書かれていてあまり参考にならない章も多かったが、言葉の使い方や傾聴の章は参考になった。2023/04/06
やさい
2
○豊富なシュミレーションが描写されており、トランスファーを起こしやすい ○網羅的かつ実践的でコーチングセッションの全体をイメージしやすい 2022/10/05
mamorunp
0
図書館より貸与、実践テキスト2023/12/15