出版社内容情報
多様な価値観が認められ、とくにジェネレーション・ギャップがビジネスシーンでも取り沙汰される昨今、若い世代が「あきらめやすい」とよく言われるようになりました。それは、情報収集能力に長けているが故に、将来への希望を失い、無力感にとらわれてしまうのが原因。また、「がむしゃらにがんばる」ことに価値を見出せないのは若い世代にとどまりません。そこで必要になるのが、粘り強くものごとをやりとげる「グリット(GRIT)力」です。
グリット力とは「やりぬく力」を示しますが、苦痛にまみれて耐え忍ぶ力ということではありません。自らゴールを定め、そのゴールへと向かう方法を見出し、うまく実行する方法を身に着けるというものです。これは現在の成功者たちが会得しているスキルであり、「あきらめる」という思考から「どうやったらできるのか」という思考に切り替えるだけで、とくに苦痛を伴うものではありません。
本書では、「あきらめてしまう」というこころの動きや考え方を知り、どうすれば「やりぬく」自分に変われるのかを学ぶことができます。そして「あきらめない、理想とする自分になる」ことができるようになるのです。
目次
1 成功に必要なのは「才能」ではなく「やり抜く力」(グリット力とは「やり抜く力」;「やり抜く力」は4つの要素で構成される ほか)
2 目標を明確にする(目標を具体的に考える;なぜ目標を達成したいのか考える ほか)
3 目標達成までの道のりを考える(達成のためにしなければならないことを考える;そのためにはなにが必要なのか考える ほか)
4 目標達成のための自己理解(グリット力診断テスト(グリット・スケール)
やり抜く力1点の人は「もうムリ」とあきらめがち ほか)
5 グリット力を伸ばすためには(入念すぎるほど準備する;興味があることに打ち込む ほか)
著者等紹介
浮世満理子[ウキヨマリコ]
心理カウンセラーの業界団体全国心理業連合会代表理事、全心連公認上級プロフェッショナルカウンセラー、メンタルトレーナー。アメリカで心理学を学び、帰国後「カウンセリングを日本の文化として定着させたい」という理念のもと、株式会社アイディアヒューマンサポートサービスを設立。トップアスリート、芸能人、企業経営者などのメンタルトレーニングを行うかたわら、執筆活動を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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