ジョブ型と課長の仕事―役割・達成責任・自己成長

綱島 邦夫【著】

日本能率協会マネジメントセンター（2021/05発売）

• サイズ 46判／ページ数 272p／高さ 19cm
• 商品コード 9784820728993
• NDC分類 336.3
• Cコード C2034

出版社内容情報

ジョブ型人事制度のもとでの課長の役割と仕事とは何か、これまでとは何が違うのか、何を為すべきかについて、人材育成の専門家が体系的に整理したことで本書は次のような行動を喚起します。
・経営からの待ちの姿勢ではなく、顧客起点から機会と脅威を探り、最適なビジネスを自律的に展開する。
・問題の発見と解決のための自発的な目標管理プロセスを運営する。
・プロジェクトをリードしていく。
・メンバーとの協同力が高まる。
・人の育成と同等に、自分のキャリアを開発する。

内容説明

５つのマインドセットを変え、新たなスキルを獲得しよう！ジョブ型課長がやること！

目次

第１章　これから課長がやるべき３つのこと
第２章　５つのマインドセットを変える
第３章　チームの目標管理
第４章　チーム運営に必要なスキル
第５章　課長のマネジメント課題
第６章　課長の自己成長

著者等紹介

綱島邦夫［ツナシマクニオ］
有限会社経営力研究所コンサルタント。コーン・フェリーシニアクライアントパートナー。Ｕｎｉｖｅｒｓｉｔｙ　ｏｆ　Ｐｅｎｎｓｙｌｖａｎｉａ，Ｗｈａｒｔｏｎ　Ｓｃｈｏｏｌ，Ｍｅｍｂｅｒ　ｏｆ　Ｅｘｅｃｕｔｉｖｅ　Ｅｄｕｃａｔｉｏｎ　Ｂｏａｒｄ。慶應義塾大学経済学部卒業、米国ペンシルベニア大学ウォートンスクール卒業（ＭＢＡ）。野村證券で営業部門、企画部門の業務に従事した後、マッキンゼー・アンド・カンパニーＮＹ事務所に入社。国内外の様々な企業の戦略策定にかかわるコンサルティングを行う。マッキンゼー卒業後は、ラッセルレイノルズ、ＣＳＣ（Ｃｏｍｐｕｔｅｒ　Ｓｃｉｅｎｃｅ　Ｃｏｒｐｏｒａｔｉｏｎ）インデクス日本支社長を歴任し、コーン・フェリーに参加。ウォートンスクールＥｘｅｃｕｔｉｖｅ　Ｅｄｕｃａｔｉｏｎ　Ｂｏａｒｄの理事を務める（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[スプリント]

管理職を希望しない若者が増えていると聞きます。 旧来の管理職ではなくジョブ型の管理職を目指すことで新たな可能性とキャリアが見えてくるように思います。

2023/07/22

[僕です]

「ふむふむ」「そうそう」と思いながら、旧型から現在形へ働き方（マネジメントの仕方）を日々調整しながら仕事を抑えないと仕事にならない（価値がでない）。マネジメントに対する形や評価方法や指針などって、世の中にはありやはり知らないことは悪であり非効率だなと感じました。

2021/09/26

[winery13]

かつて大手日本企業で取り入れられ失敗に終わった実力主義・成果主義とジョブ型の違いが分かりました。 中間管理職ではなくて中核管理職を目指すというマインドセットの変更のような抽象度の高い内容と、ヘイ・ガイドチャートの活用などの実践的なものがバランス良く含まれていて、これから課長のキャリアを進めるに当たって大変参考になりました。

2022/11/21

[クリアウォーター]

★★★★★日本企業はジョブ型社員の育成を怠ってきた。その結果、日本企業はイノベーションと成長を失った。本書は、日本企業で働く人の意識と行動の変容、イノベーションの創出と成長に貢献するための実用書である。そして、これを現場から実現するのは中核管理職である「課長」の役割と説く。今の私の組織における役割は「課長」であり、かなり自分ごととして読むことができた。内容は他のビジネス書でも書かれていることだが、「ジョブ型」と結びつけることで納得感があった。最後に大切だと思ったことを。「クジラ(WHALE)になるな」

2021/07/19

[Go Extreme]

これから課長がやるべき３つのこと：ジョブの意味を正しく理解　価値を向上　実践する原則を知る　５つのマインドセット：「競争に勝つ」から脱却　戦略的思考の定義を変える 管理者から支援者に　部下ではなくパートナー　中間管理職から中核管理職に　チームの目標管理：自律的な仕事環境　作業の棚卸し　必要なスキル確認　ジョブディスクリプション運用　チームの目標管理　チーム運営に必要なスキル：リーダーシップ　共感を生むコミュニケーション力　問題解決のための思考力　課長のマネジメント課題　課長の自己成長

2021/06/25