出版社内容情報
認知行動療法は、認知に働きかけて気持ちを楽にする精神療法(心理療法)の一種です。認知は、ものの受け取り方や考え方という意味です。ストレスを感じると私たちは悲観的に考えがちになって、問題を解決できないこころの状態に追い込んでいきますが、認知療法では、そうした考え方のバランスを取ってストレスに上手に対応できるこころの状態をつくっていきます。
本書では、この認知行動療法を短期間で身につけて「周囲の気持ちがわかる自分になる」方法を、初めて学ぶ方にもわかり易く解説しています。
内容説明
自分は人とは違う?そんな悩みを持つ人は超必見!自分と相手のタイプの違いを知ることで、どうふるまえばいいのかわかるようになります。
目次
1 まわりの気持ちがわかるようになる認知行動療法の基本(「自分を知る」ことで楽になる認知行動療法とは;人を理解するために必要な心理 ほか)
2 心の整理整頓 自分はどんなタイプ?(自分はどんなタイプ?セルフモニタリングしよう;想像型は想像的夢想家 ほか)
3 こんなときどうなる?タイプ別分析(思考タイプのクセを見極める;想像型は思いやりはあるが引きこもりがち ほか)
4 こんなときどうする?タイプ別解決法(認知再構成法で段階的に考え方を変える;コミュニケーションモードとコンタクト・ドア ほか)
5 こんな相手にはどうする?タイプ別解決法(適応タイプ別の対応方法;想像型がほかのタイプと付き合うときは ほか)
著者等紹介
玉井仁[タマイヒトシ]
ロンドン大学ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン卒業。玉井心理研究室代表。東京メンタルヘルス・カウンセリングセンター長を務める。公的機関にて教育相談員として勤務の後、CIAP相談室相談員、IFF(家族機能研究所)セラピスト・室長を経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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