Contemporary Classics<br> 方丈記―不安な時代の心のありかた

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Contemporary Classics
方丈記―不安な時代の心のありかた

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  • サイズ 46判/ページ数 224p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784820728641
  • NDC分類 914.42
  • Cコード C0010

出版社内容情報

『方丈記』は、災害に対する都会の脆弱さ、庶民を顧みない政治のあり方、そして人々の記憶の風化現象を指摘するなど、いつの時代でも通用する視点で物事を捉えています。
予想もできない災害が続く昨今に通じる部分も多く、また困難に見舞われたときに読み継がれてきた書です。

800年の間日本人に読み継がれ、ときに勇気を、ときに諦観を、ときに安らぎを与えてきた作者・鴨長明のメッセージ。長明が『方丈記』に込めたメッセージは、いまの時代を生きる我々に、多くの示唆や指針を与えてくれます。

内容説明

大火、竜巻、飢饉・疫病、大地震…直面する危機、風化する記憶。いま考える「無常」ということ。あらためて読みたい不朽の名著。

目次

第1部 『方丈記』と鴨長明(名著『方丈記』とは;鴨長明の生涯―幼少時代と父の死 ほか)
第2部 現代語訳と原文で読む『方丈記』(ゆく河の流れ―人も住まいも無常なり;たましきの都―世のならわしは水の泡 ほか)
第3部 『方丈記』に学ぶ(直面する災害の危機;都市の脆弱さ、インフレのリスク ほか)
付録 現代語訳で読む『発心集』(一部抜粋)(人の心の難しさ;ささやかな一念の発心を楽しむ ほか)

著者等紹介

前田信弘[マエダノブヒロ]
経営コンサルタント。高校講師、専門学校教員を経て独立。長年、経営、会計、金融、マーケティングなど幅広くビジネス教育に取り組むとともに、さまざまなジャンルで執筆・コンサルティング活動を行う。あわせて歴史や古典などをビジネスに活かす研究にも取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

☆ツイテル☆

2
フライヤー2021/04/11

ken

1
平安末期の京都の様子、主に災害について述べ、晩年の簡素な山暮らしを楽しむ様子が描かれている。世の中の無常から執着を持たずに心の平穏が大事との考え。立派な家を建てても地震が来たら壊れるし、数100年も持つことはない。またものを持つことは執着につながる。一方、最後に物を持たない心の平穏を求めることも執着の一つという疑問に対しては結論が出ていない。無常や執着を持たない、心の平穏という仏教的な教えとともに自分で出来ることは自分ですませるが健康の秘訣と学んだ。実践したい。2025/04/13

Neuroticism

1
筆者が経験した災害について描写されていて、それに対する所感(悲しみや現世の儚さ)が述べられていた。災害は、自然災害に加えて飢饉、大火、疫病などだった。災害による世の中の凄惨な状態は、現代では想像のつかないもので衝撃的だった。(例えば、飢饉の時に死体で道が塞がったなど)世の中は生きづらいと考え晩生は隠棲をしていた。隠棲生活では「ただひたすら、静かであることをのぞみ、憂いがないことを楽しみとしているのだ」。筆者は苦痛回避の傾向が強い方だったのかなと想像した。2022/10/01

いくちゃん

0
日本の古典としていつか読みたいと思っていました。現代に生きる私達が忘れかけている大切なことを思いださせてくれました。長明が生きた時代も現代も同じように数々の災難がふりかかっています。その時にこそ本当に必要なものを手放さないようにしたいと改めて思いました。2021/03/28

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