出版社内容情報
「原価」という切り口から、コストダウン・価格決定など、未来の利益を増大させるための管理会計の実践的活用を述べた実務書です。原価計算は多目的であり、求める部門とニーズは実に広くなります。本書は「原価計算と管理会計の実践的な活用」をテーマに、各部門(トップ、経理、技術、製造、生産管理、営業、情報、管理部門)のニーズに応えるよう原価計算の活用に重点におきました。筆者がマネジメント・コンサルタントとして長年追い続けてきた「原価・コスト」というテーマで、コストダウン・価格決定・予算管理など、未来の利益を増大させるための管理会計の実践的活用を述べた実務書です。
第1部 原価のねらいと構成
第1章 原価のしくみと原価計算
─なぜ何種類もの原価があるのか─
第2章 事業・製品別実際原価計算のやり方
─どの事業・製品が儲かっているか─
第3章 部分原価・直接原価計算のやり方
─粗利と限界利益は何が違うか─
第4章 見積・標準原価計算のやり方
─事前に知る原価が圧倒的に大事─
第5章 原価データとシステムのつくり方
─事前原価計算に必要なデータは何か─
第2部 原価情報の活用
第6章 多目的の原価をERPで一元化
─標準原価を目的に合った原価情報に─
第7章 原価計算から原価管理へ
─原価が見えたらどのように使うか─
第8章 2つの原価管理とコストダウン
─原価企画と標準原価管理(原価差異分析)─
第9章 原価・価格見積と採算判断
─原価を使った意思決定と利益管理─
橋本 賢一[ハシモトケンイチ]
著・文・その他
内容説明
管理会計の実践的活用で、未来の利益増大を図る。業績評価、予算管理、コストダウン、価格決定、原価データ活用に役立つ。トップマネジメント、経理、技術、製造、生産管理、営業、情報システム、管理、各部門の実務に活用。
目次
第1部 原価のねらいと構成(原価のしくみと原価計算―なぜ何種類もの原価があるのか;事業・製品別実際原価計算のやり方―どの事業・製品が儲かっているか;部分原価・直接原価計算のやり方―粗利と限界利益は何が違うか;見積・標準原価計算のやり方―事前に知る原価が圧倒的に大事;原価データとシステムのつくり方―事前原価計算に必要なデータは何か)
第2部 原価情報の活用(多目的の原価をERPで一元化―標準原価を目的に合った原価情報に;原価計算から原価管理へ―原価が見えたらどのように使うか;2つの原価管理とコストダウン―原価企画と標準原価管理(原価差異分析)
原価・価格見積と採算判断―原価を使った意思決定と利益管理)
著者等紹介
橋本賢一[ハシモトケンイチ]
マネジメント・コンサルタント、公認会計士。株式会社MEマネジメントサービス。1969年中央大学商学部卒業、公認会計士事務所、日本能率協会コンサルティング・IE本部チーフコンサルタントを経て、1985年にMEマネジメントサービスを設立し現職。米国、カナダ、韓国、中国、タイにもブランチを持つ。現在、製造業を中心に、IE、コストダウン、原価管理、管理会計をテーマとして、企業の業績を革新するコンサルティングを行っている。同テーマの公開セミナー、社内教育も行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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