出版社内容情報
人事部などではなく、社長が欲しがる人材が行動習慣としている25項目を紹介し、そのスキルの修得法を経営人材育成のプロが解説するこれからのビジネス社会で使える人材とは?――本書を刊行するきっかけがこの問いでした。そして、本当に使える人材ほど若い頃の人事考課の評点が悪いというのが、多くの経営人材を支援してきた著者の見解でした。著者によれば、多くの社長が自分の若手の頃を思い起こさせる「粗削りだが、エネルギッシュで、ユニークで、行動力のある人材」には必ず一目置くそうです。そして人事部ではなく社長が求める人は、理論よりも徹底的に実務を重視する姿勢だそうです。
そこで本書では、そうした人材が持っている特徴的な行動習慣を25項目抽出し、先が読めないこれからのビジネス社会を生き抜くスキルとして活用してもらうことを狙いとしました。
第1章 ものの見方の習慣
1 視野の広げ方を知っている
2 自他の価値観がわかっている
3 自社の位置づけがわかっている
4 時代の変化が把握できる
5 持論が言える
第2章 ものの考え方の習慣
6 本質的な問題が発見できる
7 数字で語る
8 全体最適で考えることができる
9 判断の軸を持っている
10 先進性で実行する
第3章 良い仕事の習慣
11 実行が早い
12 環境変化に自然に対応する
13 正しいことをはっきりと言える
14 リスクマネジメントしている
15 逃げずに収束させる
第4章 良いコミュニケーションの習慣
16 部下に興味関心を寄せている
17 求心力と影響力を持っている
18 部下のやる気を上げるのがうまい
19 主体性を持って判断する
20 その場に応じた役割を演じ切れる
第5章 出世していく人の心のもち方
21 ピンチを逆手に取る
22 タフである
23 勝つではなく、負けない姿勢
24 学ぶ姿勢が人一倍強い
25 運を信じる
秋山 進[アキヤマススム]
プリンシプル・コンサルティング・グループ株式会社代表取締役。リクルート入社後、事業企画に携わる。
独立後、経営・組織コンサルタントとして、様々な企業・団体のCEO補佐、事業構造改革、経営理念の策定などの業務に従事。
現在は、経営リスク診断をベースに、組織設計、コンプライアンス、エグゼクティブコーチング、人材育成などを提供するプリンシプル・コンサルティング・グループの代表を務める。京都大学卒。
内容説明
カギとなるのは、実務に挑み、実務を超える!多くの経営者候補の選抜を行ってきた著者が見抜いた人物像。
目次
第1章 ものの見方(視野の拡大;価値観の理解 ほか)
第2章 ものの考え方(本質的な問題把握;法則性の発見 ほか)
第3章 良い仕事習慣(素早い実行;自然な変化対応 ほか)
第4章 良いコミュニケーション(部下への強い関心;影響力と誘導力の行使 ほか)
第5章 出世していく人の心の持ち方(感情の制御;メンタルタフネス ほか)
著者等紹介
秋山進[アキヤマススム]
プリンシプル・コンサルティング・グループ株式会社代表取締役。リクルート入社後、事業企画に携わる。独立後、経営・組織コンサルタントとして、各種業界のトップ企業からベンチャー企業、外資、財団法人など様々な団体のCEO補佐、事業構造改革、経営理念の策定などの業務に従事。現在は、経営リスク診断をベースに、組織設計、事業継続計画、コンプライアンス、エグゼクティブコーチング、人材育成などを提供するプリンシプル・コンサルティング・グループの代表を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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