出版社内容情報
アインシュタインやマーク・ザッガーバーグなど世界トップレベルの知性をもつユダヤ人に学ぶ、本質をつかむための戦略的学習法。
内容説明
クリティカル思考、エリート教育、人工知能時代の原典主義、ユダヤ人の歴史観、グローバルスタンダード、マイノリティ戦略、バイリンガル教育、語彙力、宗教、倫理、観察力…いま、私たちは何を学ぶべきなのか?
目次
生き残るためには、学ぶしかない
第1部 ユダヤ式 本質をつかむ学びの原則(原則1:「なぜ?」の視点;原則2:原典主義;原則3:分類主義)
第2部 ユダヤ人は何をどう学ぶのか―本質をつかむ学びガイド(歴史を学ぶ―サバイバル戦略としての歴史観;倫理/宗教を学ぶ―マイノリティのためのグローバル戦略;言語を学ぶ―能力を最大化するための言語力)
著者等紹介
石角完爾[イシズミカンジ]
1947年京都府生まれ。京都大学在学中に国家公務員上級試験、司法試験に合格。同大学を主席で卒業後、通商産業省(現・経済産業省)を経て弁護士に。ハーバード大学ロースクール修士号取得、ペンシルバニア大学証券法修士課程修了。1978年ハーバード大学法学校博士課程合格。ニューヨーク、ウォールストリートの法律事務所シャーマン・アンド・スターリングを経て、ベルリンのレイドン・イシズミ法律事務所代表。国際弁護士としてアメリカ、ヨーロッパを中心にM&Aのサポートなどで数多くの実績がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
5 よういち
101
石角氏の著書6冊目◆大企業の創立者の半分以上を占め、ノーベル賞受賞者の3割を占めるユダヤ人。彼らにとって学ぶことは生活そのもので、幼いころから死ぬまで途切れない。このことからユダヤ人は学びの民とも呼ばれる。そんなユダヤ式の学習方法は意外とシンプルで、普遍的な古典に向き合って、物事の本質を学ぼうとするもの。本質を理解すれば、情報過多の時代でも表面的な事柄に惑われるなくなる。◆原則①なぜ? の視点、②原典主義、③分類主義。/現在は過去によって作られる。歴史を学ぼう。/歴史認識/歴史を学ぶ意味/倫理・宗教を学ぶ2020/06/02
Sat
4
クリティカル思考の重要性。Case studyで問いを投げかけられるが、自分の中の考えが浅過ぎることに気づかされる。ユダヤ教、ヘブライ聖書にはどう書かれているかに戻った上で、ユダヤ人がどう考えるかを読むことができたので、わかりやすく新しい考え方に触れることができ、とても興味深かった。2020/08/31
gender
0
ユダヤのエッセンスの詰まった学習法の指南書。読めば読むほど、実はユダヤ人は世界の民族で一番、いわゆる「意識高い系」なんじゃないかと思えてくる。でも実際に意識高いのでこの場合、揶揄の意味が多分に含まれている「意識高い系」とは言わないかもしれない。2022/04/18
MK
0
再読本。 「なぜ?」を繰り返し究極に物事を分類することで思考を深めるユダヤ教信者の考え方は面白い。 原典主義は見習いたいところ。2021/04/13
uretihsia
0
ユダヤ人の学習法ということで議論の大切さについて書かれている 分かりやすいようにと例を上げてくれているのだろうが、ほとんど言い切った形で読まされている感があり、気持ち悪い ユダヤ人の勉強法を実際に試してみたいと思った2019/06/15
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