出版社内容情報
ストレスに適応し、折れない心をつくるレジリエンスの理論をまとめた入門書。世界注目のレジリエンスの実践法がマンガでわかる。
内容説明
主人公の須藤玲紗は、広告代理店に転職したばかり。慣れない仕事や山のような業務量、そして厳しい上司の態度に、玲紗は大きなストレスを抱えていた。そんなある日、玲紗は大きなミスをしてしまい―転職、上司との人間関係、仕事でのミス、多くの業務量…ストレスばかりの毎日の中で、何があってもしなやかに立ち直る心をつくるにはどうしたらいいか?ストレスに負けない“折れない心”は、どうやったらつくれるのか?玲紗の奮闘を通して、そのヒントを紹介する。
目次
Prologue レジリエンスとは
1 ネガティブ感情をコントロールする
2 マイナスの「思い込み」を手なずける
3 社会的支援を得る
4 自信を立て直す
5 自分の「強み」を仕事に活かす
著者等紹介
久世浩司[クゼコウジ]
ポジティブサイコロジースクール代表。1972年岐阜県大垣市生まれ。慶應義塾大学卒業後、P&Gに入社。高級化粧品のマーケティング責任者としてブランド経営と商品・広告開発に携わる。在職中にレジリエンスについて学び、応用ポジティブ心理学準修士課程修了。P&Gを退職後、ポジティブ心理学の実務家を育成する社会人向けスクールを設立。レジリエンスを活用した企業人材の育成に従事。認定レジリエンス・マスタートレーナー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
西
29
自分の感情にラベル付けする、勝手な思い込みをしていることに気づく。特に「●●はこうあるべき」という思い込み、自分に対しても人に対しても持ちすぎている自分は、自分自身で生き辛くしているなと。いつからこうなったのだろうか。今更だけどもっと柔軟に思考できるようになりたい。 マンガの主人公は若い女性で自分と共通点は少ないが意外と共感できた2016/10/16
けほんこ
24
ストレスに負け続けているので 表紙のストレスというワードに引っ張られるかの如く 読みました。 すごくわかるっというのが 正直な感想。 話の飛躍感はとてつもないけど 私も多数の犬を自分の中に飼ってしまっているなーと 沢山考えさせてもらいました 終章の近くで仕事楽しいですか?という 問いがあり 3つのタイプが紹介されているのですが 間違いなく良い結果が出ないタイプでした これでは転職しても変わらないなって感じます 自分の強みを活かして 熱中できて人からつよく必要とされる スキルはなんなのか今一度考えます!2022/06/08
しろくま
14
レジリエンスは大切ですね。「思い込み」に気づく、「人を頼る」ことなどは、絶対に必要だなと思います。楽しく仕事をやっていくために♪2021/05/29
しげしげ
7
ネガティブな気持ちは過去の経験など、なるほどーそうかもーと目からウロコです。感情をラベル化などうまくストレスと付き合っていきたいです。2015/11/11
ひめぴょん
6
コロナ禍の中でバーンアウトなどいろいろな落ち込み体験がある今だからこそ、大切な考え方だと思いました。質の高い人の輪、自己効力感を高める、強みを活かした場を意識して、ワクワク楽しみながら生活するように意識することがレジリエンスということなのかもしれません。以下は文中引用メモです。心の強さは何があっても平気なことではない。落ち込んだ状態から回復する力があること。感情は人から人へと波及する。「人格はもっとの多くの時間を共に過ごしている5人の平均として形成される」感情を「ラベル付け」して「見える化」を図る。「助力2021/02/10