内容説明
無用の用、明鏡止水、朝三暮四、井の中の蛙といった名言を残し、奔放に生きた道家思想の祖が説く心が軽くなる処世術。
目次
第1章 心が鎮まる言葉(淡々と生きる;気にしない ほか)
第2章 生き方を考える言葉(展望をもつ;利口にならず大智となる ほか)
第3章 自分らしく生きる言葉(知識を詰めこまない;自然体で生きれば長生きできる ほか)
第4章 欲を捨てる言葉(名利を忘れる;身分に左右されない ほか)
第5章 交遊を楽しむ言葉(才知をひけらかさない;無用の中に有用を見出す ほか)
著者等紹介
王福振[ワンフーツェン]
中国山東省煙台の出身。作家。北京金鴻儒教育研究院高級研究員
漆嶋稔[ウルシマミノル]
1956年宮崎県生まれ。神戸大学卒業後、三井銀行(現三井住友銀行)入行。北京、香港、広東、国際業務部、上海支店を経て独立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ねぼ
23
私に生き方を諭す上司にこれらが書いてある頁を煎じて飲ませたい言葉の数々。−誰にでも自由はあります。自分に真善美の道を追い求める自由があるように、他人にもそれ以外の道を歩む自由があります。「俺について来い」という態度は控えなければなりません。人は自分の意志でついてくるものです。他人には他人の人生があり、人の生き方や考え方に干渉する権利は誰にもないのです。2015/12/22
ばっか殿すん
1
無用の中に有用を見出す。これにつきます。2012/04/15
田中
0
私の50代は老荘思想をキメて生きていきます。無為自然、無用の用、上善如水、君子の交わりは水の如し、などなど、素晴らしき世界2024/05/26