内容説明
仕事も部下も大好きなボブ・ワークマンは、ある朝、信頼する部下に尋ねられる。「つまんなくないですか？」戸惑うボブにヒントを与えてくれたのは、ボランティア会場に講演に来ていたケン博士だった。彼のアドバイスでボブは仲間の会社を訪ね歩き、やがて「楽しさが成果を生み出す」ことを知る。『わくわくマネジャー』がギスギス職場をニコニコ職場に変える物語。
目次
第１章 仕事ばかりしていて遊ばないと…―はたして仕事で真剣と愉快を両立できるのか？
第２章 まじめな仕事を楽しくやろう―笑えない仕事が楽しめるだろうか？
第３章 たくさんの人に見られているときも、遊び心を忘れない―お客様がいても楽しんでいられるか？
第４章 上司の疑心に立ち向かえ―上司は仕事を楽しむのはいいことだと考えているか？
第５章 楽しい職場には利益がいっぱい―効果を証明する方法はあるか？
第６章 はめを外すという恐れ―具体的な指針を打ち出せるか？
第７章 喜びを広めよう―楽しく仕事をすることに協力してくれない人がいるのはなぜか？
第８章 楽しい職場が実現したとき―楽しく仕事をした結果は測定できるか？
第９章 笑いが職場を変える―わくわくマネジャーの十ヶ条とは？
付録
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ジュール リブレ
9
月曜の朝、楽しく会社に向かえますか？まさか!! そんな人向けの本みたい…。会社を楽しくすれば良いことづくめ、って書いてありました。2010/08/30
おそばやさん
2
楽しみとは、仕事を通じての自己実現や適切な報酬などの代用品ではない、というのが、本の最後の方に出てくる。これらを解決した上での「楽しみ」ということなら、もっと会社が楽しくなるに違いない。2012/06/13
Hiroaki Takeyama
1
最近楽しい仕事があって「仕事が遊びのように楽しい」と口にして気づいた。仕事の楽しさは仕事の内容によるのだろうか？ 楽しく仕事をするチームには、仕事を楽しくするための仕掛けがあるように見える。仕事を楽しくする職場は素晴らしく、その職場のマネージャーを心から尊敬する。自分の性格もわきまえず「そんな風になりたい」、と思ってしまった。この本で述べられているのは主に職場の楽しさについてだったが、仕事の進め方についても、工夫によって楽しさを創出できると思う。2016/02/13
寄り道
0
わくわくマネージャー、ウチにも欲しい。楽しいと思える職場を作りたい。2017/05/07
Takateru Imazu
0
本書は3名による共著①ボブ・バイク氏はボブ・バイク・グループ会長。社内教育や業績改善のコンサルタントして活躍。②ロバート・Ｃ・フォード氏はセントラル・フロリダ大学経営学教授。仕事の楽しさに関する大規模な調査研究を実施し、このテーマに関する多くの記事や論文を発表している。③ジョン・W・ニューストローム氏はミネソタ・ダルース大学経営学名誉教授。楽しい職場に関する多数の書籍や論文を発表している。 不機嫌な職場ができた一因には、成果主義の導入で社員同士の協力関係が希薄になったということが挙げられる。しかし、年功2014/04/02
