内容説明
1世紀にわたる「伝統と革新」が育んだ和のサービス。
目次
第1章 基本―当たり前のことを着実にこなす
第2章 真心―常にお客さまの視点に立つ
第3章 信頼―誠実に接する
第4章 細心―程よいサービススタンスを保つ
第5章 記憶―創意工夫と努力によって憶える
第6章 教育―スタッフを根幹商品と位置付ける
終章 伝統は革新とともにある
著者等紹介
川名幸夫[カワナユキオ]
1971年帝国ホテル入社。セールス部、宿泊部、企画室を経て1996年帝国ホテル大阪オープン時の宿泊部長。現在は西武文理大学にて、サービス経営学部の助教授を務める。「ホテルの危機管理」「ホテルサービス」などのゼミを担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
勉強コアラ
3
控え目で質の高いサービスを提供している。2杯目のグラスを置く位置にまで気を使う細やかさ、日本人の繊細さが感じられました。読んでいると背筋が伸びる感じで、おもてなしを体現してきた、著者の風格が感じとられ、読み返すとまた別の気付きがあるかもしれません。2012/10/02
Kazuyuki Hasada
2
東京本社への移動中に読みました。 1時間あまりで読み終えることのできる本ですが、今、出会うことができて本当に幸運でした。 仕事はいつも上機嫌で。 ここしばらく、参ったな、困ったなということが続いていてかなりふさぎ込んでいたのですが、この言葉に出会い、心がとても楽になり、思わず涙が出ました。 必要を実現するのに躊躇は禁物。 いい言葉だと思います。 その先に進むための日々の研鑽。 この言葉にも強く共鳴しました。 シューシャインの誇りなど、 他にもお勧めエピソードが溢れています。 2014/01/22
やたそ
2
今年の弊社新入社員の課題図書だそうで、後輩ちゃんから借りて読んでみた。言わんとしてることも求めていることもわかるけれど、業種も何も違うから、どこまで参考になるのか・・。会社の精神てどこから生まれて浸透して定着するんだろう。不思議。ぜひ一度この精神に客として触れてみたい。2012/08/28
tk
2
もっと具体的な実例を書いて欲しい。 空疎な言葉が多い。2011/06/24
RYU
2
いろんな顔を演じる、控えめである、等々、さすが帝国ホテルと思わせるエピソードが並ぶ。日々の仕事でも意識していこう。2011/01/03




