内容説明
本書では、現在の音楽配信をめぐる状況を踏まえつつ、単に明るい材料だけでなく懸念材料に関しても項目として取り上げている。逆説的に考えれば、それもビジネスのヒントになりうるし、最終的にはユーザーがより利用しやすいサービスの提供につながるはずだからである。音楽配信ビジネスの周辺には、音楽業界、インターネット業界、そしてソフト業界、著作権など関連法案などいくつもの要素が複雑に絡み合っている。そのため、本書では分筆制で各執筆者がそれぞれ最新動向を探っている。
目次
第1章 注目を浴びる音楽配信ビジネス
第2章 著作権とJASRACの役割
第3章 アーティストと配信ビジネス
第4章 音楽配信ビジネスの基本システム
第5章 いま話題のMP3のソフト&ハード