内容説明
スケジューリングとは古くて新しい問題、すなわち誰もがかかえている“時間の悩み”を解くための計画の手法です。現代人はつねに「時間がない」という口癖とともに生きています。産業界においても、組織全体でかかえる“時間の悩み”は深刻です。製品の開発や設計、そして製造や物流、販売において、仕事はいつも迫り来る時間との戦いです。未来という未知数の領域ではなにが飛び出すかわからず、過去の時間は二度と元には戻りません。いわばバックギアのきかない自動車で見知らぬ道を進むしかない、これがスケジューリングの悩みです。この悩みをうまく解く方法はあるでしょうか?実はあるのです。いくつかのキーとなる考え方を理解してスケジュールを立案すれば、誰でも時間をより効果的に使えるようになります。その中心となる概念は、「自由度」です。自由度の概念によってスケジューリング理論の全体系を見渡し、これまで経験的に行われていた手法の意味と応用範囲を理解することが本書の目的です。
目次
パーソナル・スケジューリング
プロジェクト・スケジューリング
生産スケジューリング(古典理論とMRP;最適計画を求めて;APSによるジョブショップ・スケジューリング;連続生産への応用)
サプライチェーンとスケジューリング
感想・レビュー
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