内容説明
本書は、日本能率協会が1986年(昭和61年度)より設定した“サービス優秀賞審査”に応募し、厳正な審査を経て『JMAサービス優秀賞』を受賞した7社における“サービス向上に対する組織的・計画的な取り組み”に関する歴史的経緯の分析を中心として、サービス・マネジメントの考えかたとその実際とを述べたものである。
目次
第1部 サービス・マネジメントとは(「サービス・マネジメント」の考えかた;「サービス・マネジメント」の内容を構成する活動)
第2部 『JMAサービス優秀賞』受賞各社におけるサービス・マネジメントの実際(帝国ホテル―伝統を生かしつつ高水準サービスの組織的確立を目指す;「万国屋」―経営近代化と教育・訓練の組織化によるサービスの標準化・高度化;「ホテルニューオータニ」―新しいホテル・サービス・システムの構築を目指す;「日本マクドナルド」―フード・サービスにおける新しい顧客対応システムを組織的に確立;「ロイヤルホテル」―意識革新への組織的取り組みによってサービスの高度化を目指す;「鬼怒川金谷ホテル」―高水準サービスの安定提供を支えるバックアップ体制の確立;「千葉夷隅ゴルフクラブ」―「目標」を具体化し組織的にサービス向上に取り組む)
第3部 サービス・マネジメント発展のプロセス(サービス・マネジメント展開過程の分析)