内容説明
いろいろあるから…人生っておもしろい!!本書は、生きるヒントがつまった珠玉のエッセイを精選した。
目次
1 青年という獣
2 詩へのめざめ
3 最も大切なもの
4 理由なき喜び
5 「何故書くか」と問われて
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Nori
1
50年代からの谷川氏の随想を並べたものなので、本全体から大きく訴えるテーマはあまり感じられないが、いろいろなところに谷川氏の言葉の宝石がちりばめられている感じがした。「詩をつくるということは、個人的な情熱のはけ口ではないはずだ」「悲しみや苦しみには自己憐憫が伴い、そこでは私たちは互いに他と甘え合えるが、楽しみはもっと孤独なものであろう」・・・・・・谷川氏ほどの人が、言葉で表わしきれないものがあるという。謙遜な方だと思った。2013/06/27
佐保(さほ)
1
よくわからない。氏が直接、「『人生』のエッセイを書いてください」と頼まれたなら、もっと違うものになったのではないかと思う。この本たちのシステムはよくわからないが、住井すゑさんのものも、見てみると編集者が引っ張り出してきたエッセイのような気がする。▼好きな随筆「青年という獣」内「あふれるもの」2010/08/31
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