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実質ハイパーインフレが日本を襲う

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  • サイズ B6判/ページ数 157p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784569657882
  • NDC分類 332.107
  • Cコード C0030

出版社内容情報

格差が拡大するなかでインフレ社会到来を警告。

アメリカ化する日本(格差社会)に、次なる追い討ちをかける物価高。所得が伸びないなかでのハイパーインフレと庶民の生活苦を描く。

デフレ脱却が秒読みをむかえつつある。いよいよインフレ時代の幕開けなのか。高度成長時代と違い、これからは所得が伸びないなかでのインフレなので、庶民の生活を直撃する。衣食住や電気・ガスなどへの支払いが徐々に増えても、手取りが増えなければ、実感として実質的ハイパーインフレとなる。

▼とくに急増中のニート・フリーター労働者は、経済的に厳しい状況に追い込まれる。所得の格差は、同時並行的に教育格差を生み、スパイラル的に格差社会を固定化する。これからの日本が、果たしてどのような社会になっているのか。われわれにどのような対処法があるのか。

▼本書は結論として「ニート・フリーター層の政治参加を呼びかけ、選挙に行くこと」を勧めているが、それだけでなく、ビジネス社会で生き残るためのスキルの獲得やキャリアアップの意欲をもつことを説く。来年の景気予測よりも、5年後の社会・経済状況の把握には合点がいくはずだ。

●第1章 実質ハイパーインフレが起こる理由 
●第2章 6つのタイプで理解する「あなたの暮らし」 
●第3章 日本の近未来にはこんな社会が待っている 
●第4章 実質ハイパーインフレ時代を乗り切る方法

内容説明

所得が増えない時代に物価高が生活を直撃する。

目次

第1章 実質ハイパーインフレが起こる理由(実質的な意味でインフレ社会が到来する;生産年齢人口の減少で、日本経済の供給能力は低下する ほか)
第2章 6つのタイプで理解する「あなたの暮らし」(1 ニート・フリーター型労働者の暮らし;2 派遣型労働者の暮らし ほか)
第3章 日本の近未来にはこんな社会が待っている(インフレーションのメカニズム;価格は「財」と「サービス」に分けられる ほか)
第4章 実質ハイパーインフレ時代を乗り切る方法(ニート・フリーター層ほど、政治への参加を強めるべき;投資・経済に関する知識は必須 ほか)

著者等紹介

村田雅志[ムラタマサシ]
東京工業大学、コロンビア大学にて修士号を取得。三和総合研究所、三和銀行を経て、UFJ総合研究所にてエコノミストとして活動。2004年にGCIグループに参画。現在は、GCIキャピタルチーフエコノミスト。金融情報サイトKlugクルークを中心に、マクロエコノミストの視点で世界各国の経済・市場動向を解説している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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