出版社内容情報
GHQ日本占領史 第21巻 宗 教
笹川紀勝 解説 笹川紀勝・本間信長 訳
A5判・上製 ISBN4-8205-6538-9 本体5,600円
信教の由由や国家と宗教の分離など、宗教の民主化に対するGHQの役割を概説し、
戦後の宗教団体の変遷についても記述する。
〈収録内容〉占領目的と実施活動/一般的効果/戦後の諸宗教
感想・レビュー
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mittsko
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占領史第一級資料の翻訳シリーズ中、「宗教」を取り上げたこの第21巻は 一番薄い(。・ω・。) 神道指令と宗教法人法について調べようと思い立ち手にした、来年は人間宣言か人権指令を調べるつもり、そのときはまたお世話になるだろう 本訳書冒頭の「解説」は笹川紀勝の筆による 氏の注目点は「敗戦直後の数年間の宗教界の様子が克明に描かれていて驚かされる」(1頁)、すなわち GHQ/SCAPのCIEとくに宗教課がその方面でかなりきめ細かい情報収集をしていたところだ それ以外にも注目できる点はたくさんあるはず 史料は面白い2013/06/20