妻吉自叙伝 堀江物語

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  • サイズ B6判/ページ数 293p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784820558859
  • NDC分類 369.27
  • Cコード C0395

内容説明

ありのままに生きる姿が胸を打つ!さまざまな障害を持つ人々の感動に満ちた自伝シリーズ。

目次

最初の鍵
舞への自信
運命の「軸」
舞妓すがた
廓の憂鬱
養母の家出
裏切り
踊りの夜
「油屋十人斬り」
惨劇
御飯の奇蹟〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

gtn

6
凶刃に両腕を奪われた著者。しかし、運命に負けていない。生命力のたくましさを感じる。一方、事件の原因を作ったA女。一生その事実に怯え、やせ衰え、消え入るように亡くなる。因果応報という言葉を思い浮かべる。2019/01/18

狐狸窟彦兵衛

3
明治38年6月21日未明、大阪・堀江の遊郭「山梅楼」で楼主・中川万次郎に芸妓ら6人が殺傷された「堀江6人斬り」の唯一の生存者、大石よね(後の大石順教尼)が昭和5年に書いた自叙伝。事件で両腕切断する瀕死の重傷を負い、それまでの蝶よ花よと育っ人生が暗転します。その女性が障害を乗り越え、寄席芸人としての巡業生活を送り、筆を口にくわえての書画の作品を生み出す作家となり、また、妻となり、二児の母となり、仏に仕える道を歩んでいくまでの半生を回顧した書。様々に懊悩しながらも人を恨まず、前向きに生きる姿に感動します。 2013/12/12

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