出版社内容情報
人間の記録 第49巻 米川正夫 「鈍・根・才 米川正夫自伝」
四六版 本体1,800円
ISBN 4-8205-4292-3
米川正夫(1891~1965)岡山県出身
『ドストエフスキー全集』など、ロシア文学の主用作品のほとんどを超人的に
翻訳した文学者。日本文学に与えた影響も大きい。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ロピケ
2
宮本百合子の『二つの庭』に登場したロシア文学者のモデルとなった著者。『オブローモフ』を翻訳したとヒントがあったため、米川さんだと分かった。ネットで調べたら、自伝がとんでもなく面白いと知って、ぜひ読んでみようと思った。文学者であるからさぞかし品行方正な人生を送られたのだろうと勝手に想像を膨らませていたが、見事に裏切られた。なので、読み応え十分。ソビエトでの宮本百合子との交流にも触れていて、『二つの庭』の続編の一部を読んだ気分。本業の文学以外にも音楽活動にも力を注いで内田百閒や宮城道雄とも交流があった。2026/06/05
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