人間の記録<br> 升田幸三 - 名人に香車を引いた男

人間の記録
升田幸三 - 名人に香車を引いた男

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  • サイズ A6判/ページ数 314p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784820542773
  • NDC分類 796
  • Cコード C0323

出版社内容情報

人間の記録 第36巻 升田幸三「名人に香車を引いた男」

四六版 本体1,800円
ISBN 4-8205-4277-X

升田幸三(1918~1991)広島県出身
史上初の三冠王となった将棋第四代名人。木村名人、大山名人に
半香落ち、香落ちで勝った逸話は有名。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さとうはな

1
昭和の大名人といえば、木村・大山・中原・・・なのかもしれないが、なんとも魅力を感じたのは升田。なぜそう感じたのだろう?とこの本を読んでみて、その「人間くささ」が好きなのかも知れないと思う。2018/02/05

GOKU

1
並みの小説よりはるかにおもしろい。ゴミハエ問答などの有名な話は断片的に知ってはいたが、本人自らが生い立ちから現在(引退直後)までを語った話をまとめたものを読むのは初めて。幼少期の家庭(父や母)の話、大道詰将棋あらしをしてなんとか食事代を得ていた話、陣屋事件の話など興味深い。また坂田三吉との交流の話など、坂田三吉が立ち現われてくるような語り口は一読に値する。本の末尾にに名人を香落ちに追い込んだ棋譜など、その時代を代表する棋譜が載っているのもいい。2014/03/20

紗夜

1
再読。生き方が、おもしろい。人と真っ向正面からぶつかるような、だめだと思ったことはどんな人でもダメだといえるような人だったために衝突が非常に多かったようだ。木村名人とのゴミハエ問答や、豆腐は木綿、絹ごしどっちがいいかでケンカするような、子どものようなところは布団の中で笑ってしまった。そのくらい感情的になれていいライバルで、恨むほどの木村さんへの感情があったから強くなった部分もあると思う。2011/03/22

紗夜

1
図書館で見つけて。今まで読んだ棋士の本の中で1番驚く話がたくさんでてきました。升田さんの人生は境遇から棋士になるまで、そして棋士になってから・・・どこの部分にも平坦という言葉は見つからない。私から見れば苦難と見えても、本人は淡々と生きている。とてもかっこいい人です。現代の棋士から見ても棋譜の斬新さ、感覚が注目されるくらいすばらしいらしいです。(将棋が分からない私にはわからないのですが)もう1度読みたいです。2010/06/03

Happy Like a Honeybee

0
自分で強くなれ。プロの修行は手取り足取り教えるものではない。弟子を手元に置く、勉強の場をつくる。あとは自分で工夫して、努力しろ。数々の名人を生み出した、升田幸三の師匠木見氏の発言である。切磋琢磨する環境が重要?升田幸三氏にも一万時間法則が当てはまる2014/03/23

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