感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
志村真幸
2
本書は、アンソニー・ケインズとパウル・シーアンによる「ダブリン・トリニティ・カレッジ図書館における資料保存」の翻訳、「ロングルーム・プロジェクト-古刊本への保存手当」として写真付きでの実際の作業の紹介、木部撤による「アンソニー・ケインズと書物のコンサベーション」として1966年フィレンツェ大洪水後の修復について、の3章から構成されている。 日本ではこうした蔵書/技術が少ないだけに、貴重な内容と思う。 ただ、1993年に出版された本であり、現在でも通用する部分は、あまり多くないかも知れない。 2022/10/21
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