- ホーム
- > 和書
- > 人文
- > 図書館・博物館
- > 図書館・博物館学一般
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
りぃ
3
p38(レファレンス研修について)「制度として完備しておらず、自己学習や仕事の習熟による学習(On-the-job training)に頼る状態」というのは本当にその通りだと思う。p62の「レファレンス事例集の司書的読み方」は非常に参考になった。今の時代だったら、レファ協がレファレンス演習問題として使える。2024/05/19
Shinjuro Ogino
0
司書の仕事は興味があったが、恐れ多くてレファレンスサービスを頼んだことは無かった。実際の司書向けに書かれたこの本を読んで、改めて、大変で奇妙な仕事だと思った。 レファレンス事例50選が興味深い。質問への内容面の回答ではなく、文献を紹介するのが仕事で、自分の意見を入れるのは原則ご法度。しかし司書によっては詳細に多種の資料を紹介してくれる(資料間で違いもある)。 インターネット検索時代において司書はどうあるべきか。2004年初版、14年補訂版、19年補訂2版のこの本に明快な答えは無い。2019/07/09