- ホーム
- > 和書
- > 人文
- > 図書館・博物館
- > 図書館・博物館学一般
出版社内容情報
内容:大学図書館で扱う学術雑誌は、多くが紙媒体から電子化されるようになりました。電子ジャーナルは、手に取れる“かたち”として存在していません。これを利用者に便利に使ってもらうためには、紙媒体にはない実務上の作業と工夫が必要です。本書は、電子ジャーナル管理に関する基本的な知識を提供し、業務の流れを具体的に示すことで、全体像を理解しやすくすることを目的に書かれました。「基礎編」では電子ジャーナルの基礎知識と、契約の際知っておくべきことをわかりやすく示し、「実践編」では契約のライフサイクルを詳述しています。シンプルで見やすいイラストや図版を多く配し、コラムでは知っておきたい用語を解説し、理解を深められるようにしています。はじめて電子ジャーナルを扱うことになった図書館員にとって、業務への不安を取り除いてくれる、心強い座右の書になることでしょう。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
キリル
5
電子ジャーナルの基礎から実際の扱い方について1年の業務サイクルを想定して紹介されています。ステップごとに注意すべきことが分かりやすく書かれていて勉強になりました。国外取引も多くやり取りや契約を正確に把握するのは大変だと思いました。確かに一年後の自分は別人であると思わないといけないですね。後任者のためにはもちろん、自分のためにも備忘録はしっかりしないとと思いました。2019/10/06
ゆう
0
担当者として一連の流れを再確認。単に契約するだけではなく、日々の環境整備、予算との兼ね合いを見つつ契約を見直し続けるということを特に力を入れたい。2017/11/17