目次
真実を告げた日
突然の失踪
平凡な家庭、平凡な幸せを望んだ妹
耕一郎を自分の子として育てる
飯塚家の生い立ち
大韓航空機事件
妹の思い出と金賢姫への思い
日朝会談と決意
家族会の活動
ジュネーブへ
韓国訪問
明日を信じて
私たちの願い
著者等紹介
飯塚繁雄[イイズカシゲオ]
「北朝鮮による拉致」被害者家族連絡会副代表。1938年東京都中央区生まれ。1953年日産ディーゼル工業(株)に入社。現在、(株)愛工舎工場長
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感想・レビュー
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ごへいもち
23
飯塚さんの訃報に接して。こんな酷いことがまだ解決できないなんて(ノTДT)ノ。怒。合掌2021/12/25
コギー
1
図書館本。北朝鮮による拉致被害者田口(旧姓飯塚)八重子の兄飯塚繁雄による手記。2004年刊行。早いものでその刊行からもう20年になり、著者の飯塚も亡くなって3年になろうとしている。北朝鮮に拉致された田口八重子は、大韓航空機爆破事件実行犯である金賢妃の日本語教育係であった「李恩恵」となった。田口八重子には拉致当時二人の子どもがあり、著者の飯塚夫妻はその息子、耕一郎を引き取り、我が子同然に育て上げた。だが、存命中の妹八重子との再会は叶わず、他界した。2024/06/27